向後千里ゼミ■特任教授
食は、空間で変わる?和食とはなにか?
和を取り入れた食空間を考える

普段の食事において、食空間をどのくらい意識しているのだろうか。近年、日本の住環境は、畳からテーブル、障子から壁へと変化し、洋風化が定着しつつある。それと同時に、食生活の洋風化も進み、和の食卓は衰退していることが現状である。本研究では、ゼミ全体の研究テーマである御師料理の継承に繫げるべく、食卓の変化を追求する。また、和文化の象徴として「お茶会ごっこ」のWSを行い、実践的に検証を行ったので報告する。最終的には、食と家族のコミュニケーションに関するアンケート調査を実施する計画である。そして、和を取り入れた食空間を考え、和の食卓の普及を目指したい。
ライフスタイルの洋風化による食文化への影響
和を取り入れた食空間を考える

皆さんは旅行などに行った際旅館に泊まったことはありますか。その際に書道の掛け軸が飾られていることに目を向けたことがありますか。現代の生活様式は昔と比べて大きく変化してきており、例えば和室の減少があげられます。そして、和モダンではなく洋モダンに寄りつつあると考えます。確かに家具や家電との相性、見た目は良いと感じます。しかし、もし和の空間が消滅してしまったら日本の象徴である和食の存在はどうなってしまうのでしょうか。世界的に評価を受けている日本の健康的な和食を空間も合わせて継承していく必要があるのではないでしょうか。和の落ち着いた雰囲気を取り戻してみませんか?