井元りえゼミ■家庭経営学・環境教育研究室
週5で楽するミドルフードの提案
頑張りすぎない丁寧な食事

みなさんはスローフードを知っていますか?スローフードとは食の豊かさや持続性を大切にする食の在り方です。しかし現代では、ファストフード店の利用や、家庭内でも時短調味料の使用など、短時間で食事を作ることが日常化しています。生活スタイルに相応する手軽さがなければ続けることが難しい一方で、長い目で見れば食を取り巻く環境や食文化の持続性も重要です。そこで私はスローフードの持続性や豊かさとファストフードの手軽さをかけ合わせた「ミドルフード」を提案します。現在はその第一歩として、ミドルフードにおけるおいしさの定義づけを卵焼きを使って研究しています。
オーガニック野菜の新たな魅力

オーガニック野菜は、環境への負荷を減らし、生態系の保全につながるなど、サステナブルな面は徐々に知られるようになってきた。しかし、その価値を理解していても、価格の高さや見た目の不揃いさなどから、積極的に選ぶことにハードルを感じる人も多いのではないかと考える。また、日常的に取り入れるには手に取りにくいという現状もある。そこで本発表では、オーガニック野菜の持続可能性に加え、「美味しさ」にも着目する。実際に食べた際に感じた魅力をもとに、「環境のため」だけでなく「美味しいから食べたい」と前向きに思える新たな価値や、その可能性について考察する。
おからでおからだにやさしく
60円からはじまる食品ロス削減と健康習慣

たった60円。地元のお豆腐屋でその安さに惹かれて購入したおからが、私とおからの初めての出会い。おからは「畑の肉」と呼ばれる大豆から豆乳を搾った際に生じる副産物であり、食物繊維やたんぱく質など、健康や美容に有用な成分を豊富に含んでいる。しかし、日本では年間約70万トンが廃棄されている。この“安価で栄養価の高い食材が捨てられている”という矛盾に着目し、本研究では、おからを用いたお菓子を考案し、皆さんに喫食を通じておからへの関心を高めてもらい、食品ロス削減と健康増進への寄与を目的としている。本発表では、おからの特徴や効能、これまでに行った試作について報告する。
出がらしを有効活用したい

本研究は、紅茶や緑茶の出がらしに着目し、本来廃棄されるこれらの素材を有効活用する方法を検討することを目的とする。日常的に捨てられている出がらしに対し、「もったいない」という意識をもったことから、再利用の可能性に関心を持った。出がらしには香りや栄養成分が残されているにもかかわらず、その活用は十分に進んでいないのが現状である。これまでにクッキーやマフィンなどの焼き菓子で試作を行い、出がらしの特性を活かす方法を検討してきた。引き続き、出がらしを用いた焼き菓子の試作を通して、香りや風味、食感の観点から評価・比較を行い、新たな利用価値を広めていこうと思う。
ゴミ捨てを楽にする方法

過去に比較的簡単なバッグ型コンポストに取り組んだが継続する事の難しさと、発酵の難しさを感じた。その時の失敗と経験を活かして再度コンポストに挑戦し、初心者でも成功率の高いコンポストの取り組み方を研究する。コンポストに対しては補助金を出している市町村が多い為、補助金の対象の中で最も取り組みやすいEM容器を用いたコンポストに取り組む。完成した生ごみ発酵肥料を用いてグリーンカーテンを育て、育成状況や発酵肥料を用いた事による変化を観察する。中間発表では、コンポストに取り組んでみて感じた事や改善点、数値的な結果に加えてグリーンカーテンの育成状況について発表する。