令和5年度 食文化栄養学実習

駒場千佳子ゼミ■調理学研究室


コシャリを通してエジプトを身近に!

皆さんはエジプトと聞くと何が思い浮かびますか?ピラミッドや神話など古代文明に関することを思い浮かべる人が多いかもしれません。古くから始まるエジプト文明が築いたものは日本とは違うものばかりで刺激的です。私は古代エジプトに興味があり、その歴史に触れるために行ったエジプト展でコシャリというエジプト料理を食べました。一見異国感満載のエジプトですが、コシャリは日本人の口にもよく合うと感じました。本研究では、簡単に手に入る材料を使用して、親しめるコシャリのレシピを提案したいと考えています。中間発表ではエジプトの食文化と日本で食べられるコシャリについて発表します。

目から口から二度おいしい料理の仕上げ方

私たちは味覚、嗅覚、触覚、聴覚、視覚の五感を通じて食べ物を認識し、五感をフル活用して料理を味わっている。私は、その中でも一番初めに感じる「視覚」に注目し、料理の見た目から“おいしさ”を引き立てることができたなら、満腹度も幸福度も上がると考えた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛傾向により、飲食店の料理や食品スーパー、コンビニエンスストアの惣菜を自宅で食べる「中食」が急拡大した。そのことから、市販品のお弁当を食器に盛り付け替えるというひと手間で、誰でも見た目からのおいしさをさらに味わうことができるような提案を発表する。