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保健学専攻編

研究室の取り組みと、未来に対する想い

医療の発展に
貢献できるように
知識を深めてほしい
[臨床生化学研究室]
研究指導分野/臨床生化学
堀江 修一 教授
堀江 修一 教授
より高度な研究に取り組み
学びを深めて医療現場に貢献したい
東京都出身 女子栄養大学卒業
保健学専攻 修士課程2年
島田 春奈

超高齢化社会の中で認知症へどのように向き合っていくか
島田 私は現在、マウスを使って餌の違い・性別の違いが記憶学習能力にどのように影響するかを研究しています。さらに、PPARαという脂質を分解する際に作用する転写因子を欠損させたマウスも同時に使い、脂質代謝と脳の関係も調べています。この研究をヒトの認知症治療に役立てることが出来ればと考えています。
堀江 超高齢化社会の中で認知症をいかに防いでいくか。これまでに遺伝子レベルの研究は進んできましたが、食事などの後天的な影響はまだ充分に解明されていないのが現状です。様々な栄養成分を含む食事の組成や摂取法について研究することは、認知症の予防にもつながる身近で重要なテーマですね。ところで島田さんはどうして大学院に進学することを決めたのですか?
島田 大学の授業や実習では基礎的な内容が中心で、特に実習では既存の結果を確認する作業に限られていました。卒業研究でもさわりの部分しか研究できなかったこともあり、大学院で研究方法や調査技術を学ぶとともに、より高度な内容・未知の研究に取り組みたいと考え、進学を希望しました。また現在、医療現場でも非常に重要視されている生命倫理についても、大学院で改めて学び、視野を広げることができると思っています。
堀江 確かに大学院では研究方法や調査技術を深く学ぶことで第一線の研究に取り組むことができますし、学部では不十分だった様々な倫理的問題についても話し合う場が提供されますね。
島田 大学でも大学院でも、「わからないことを明らかにしたい、自分が立てた仮説を証明したい」という姿勢は変わりません。しかし、大学院では何事も自ら率先して行うことや、前もって行動することの重要性をこの半年で実感しました。
堀江 実験におけるマウスの管理から研究までこなすのは難しいですよね。そんな中、保健学以外にも栄養学のセミナーや講習会に積極的に参加して、幅広い知識を身に着けていく島田さんの姿勢に感心しています。
島田 ありがとうございます。今後は親マウスの摂取していた餌が仔マウスにどのように影響するか周産期栄養についての研究をしていく予定です。いずれは栄養学にも明るい臨床検査技師として病院で働き、患者さんの立場で考えることのできる社会になるように貢献していきたいです。


疑問を解決せずに
前に進むことは
できません
[看護学研究室]
研究指導分野/看護保健教育学
野中 靜 教授
野中 靜 教授
養護教諭として子どもたちの健やかな成長を支援したい
埼玉県出身 女子栄養大学卒業
保健学専攻 修士課程2年
青柳 有紀

経験と自信を持ち、教育の現場へ
野中 青柳さんは、大学時代に養護教諭になる前にもっと知識や経験を身につけたいと悩んでいましたね。その姿がとても印象的でした。
青柳 病院実習や教育実習、卒業研究等、大学での4年間で得た学びや人との出会いを通じて、「養護教諭として子どもたちの笑顔を守りたい」という想いが強くなる一方、子どもたちの命と健康を守る養護教諭の責任の大きさを感じていました。そのときに、先生から大学院進学という選択肢を教えていただき、大学院で研究の視点や手法を身に着け、研究活動や学外での経験を通してさらに養護教諭の専門性を高めたい、そして幅広い視野を持った上で教育現場での経験を積みたいと思うようになりました。
野中 悩みや問題点を持ったまま、前に進もうとすることはできないと私は考えます。青柳さんが研究を通して、その悩みを解決することは自身の成長につながるはずです。
青柳 ありがとうございます。現在は、学校の教職員におけるアドレナリン自己注射薬(エピペン®)の使用能力の評価についての研究を行っています。アレルギー疾患は学校における喫緊の健康課題のひとつであり、学校では様々な取り組みが行われています。エピペン®への理解や使用能力について紙面での回答はありますが、私は研修によって本当に対応できるようになったのかという視点に立ち、エピペン®の使用能力を評価したいと思っています。このことが学校における定期的な反復教育や救急体制の充実に役立つのではないかと考え、研究に取り組んでいます。
野中 エピペン®について、以前に比べ浸透してきましたが、実際に教職員が使用できるのかについては、研究が必要なことだと思います。青柳さんは優秀な学生でしたので、いつかは大学院で研究をしてほしいと思っていました。今回の経験をぜひ社会で生かしてほしいと考えています。頑張ってください。
青柳 先生に相談させていただいたことで今の学びがあると思っています。この経験を生かし、養護教諭として、子どもたちの命と笑顔を守り、健やかな成長を支援していきたいと思います。
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