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保健学専攻編

研究室の取り組みと、未来に対する想い

必ず成功するわけではない
だからこそ、実験に向き合う
根気と熱意が大切です
[免疫検査学研究室]
研究指導分野/免疫学
林 修 教授
林 修 教授
未知の研究に取り組み
学びを深めて医療現場に貢献したい
埼玉県出身 女子栄養大学卒業
保健学専攻 修士課程2年
吉本 早奈恵

実験が好き、だからこそ研究を続けたかった
吉本 学部生の頃に臨床生化学や栄養学を学ぶにつれて、生体の仕組みが面白く、もっと深く知りたいと思うようになりました。また、卒業研究では基礎的な部分しか研究できなかったこともあり、より発展的な研究を学びたいと思ったことも大学院に進んだ大きな理由の一つです。
 吉本さんは実験や研究に費やす時間を惜しまない。研究者にとってはそれは大変大切なことです。結果を素直に受け止め、そこからどう発展させるかという目を持っているのも大きな強みだと思いますよ。
吉本 ありがとうございます。学びを深めるだけでなく、より高度な研究法やリサーチ技術を学び、医療現場に貢献できるようになることが今の目標です。
 現在は栄養学の面から腸管免疫や炎症に関する研究をしていますね。
吉本 はい。腸管は食物の消化吸収や免疫応答を調整する主要な器官なので、免疫学・栄養学の知識を身につけ、より理解を深めながら研究を進めていくことに大きな意味があると感じました。卒業研究では、ヒト白血病細胞株Caco-2細胞の機能性素材や健康食品素材による分化誘導について研究を進めていました。現在は、ヒト大腸がん由来細胞株Caco-2細胞を腸上皮に見立て、マクロファージに分化させたU937細胞と同時に培養したとき、機能性素材や健康食品素材は腸上皮細胞や免疫細胞にどのような作用をもたらすか研究を進めています。
 実験とは必ず成功するものではないからこそ、コツコツ積み重ねていくことで先が見えてきます。自分の考えのもとで、自分自身で研究を進められる今の環境を大切に、実験の喜びを感じてほしいと思います。将来、どんな職に就くにしても吉本さんの研究が少しでも反映される場所であることを願っています。
吉本 ありがとうございます。目標としては医療現場に貢献することが念頭にありますが、製薬会社や病院、臨床検査技師など、具体的な職については現在検討・勉強中です。結果が測定できる検査と、結果が妥当か否かを自分で判断する研究とでは在り方が大きく違いますが、ここでの学びをしっかり自分の中に落とし込んで、世の中のために尽力していきたいと思います。


専門性をより高めて、
学校から一番に頼られる存在として
活躍してほしい
[保健養護学研究室]
研究指導分野/学校保健学
遠藤 伸子 教授
遠藤 伸子 教授
子どもが安心して学校生活を送れるように
養護教諭として支えたい
埼玉県出身 女子栄養大学卒業
保健学専攻 修士課程2年
上原 綾

養護教諭の現場で活かせる研究を進めたい
上原 学校の保健室にはいろんな理由で子ども達が来ており、そうした子ども達に対して、養護教諭は病院受診させるか否か、どんな対応をしたらよいかという部分で不安を感じるという報告があります。私は四肢の骨折や捻挫等に対して養護教諭が子どもを病院受診させるかどうかを決める症状等に特徴があるかどうかを調べて、将来的には養護教諭が判断する際の指標になるようなものを作りたいと考えています。
遠藤 学校の保健室は、検査機器が限られていること、骨折した時の腫れ等典型的な症状が出る前に子どもに対応すること、などの特徴があります。判断基準の指標の明確化は非常に重要なテーマですね、期待しています。上原さんは学部時代と比べると、今は探求心や調査能力が上がりましたね。
上原 学部の頃は受動的な授業もありましたが、大学院では発表やディスカッションなど発言をする機会が増え、主体的に学ぶ力が身についたと実感しています。
遠藤 ぜひその力を現場に活かしてほしいですね。学部時代から、上原さんの勉学に対する姿勢、そして研究能力も高いと感じていたので、卒業後も研究を続けてほしいと思っていました。
上原 学部時代は将来に繋がる勉強ができることが嬉しかったですが、大学院ではそれに加えて研究の楽しさを知ることができています。埼玉県は教員採用試験に合格した場合でも大学院卒業まで採用を待ってくれることもあり、研究への意識もより高まりました。
遠藤 養護教諭になると、教育相談や健康相談を行ったり、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーといった専門家とも仕事をする必要があり、他の教員とは違った役割も求められます。専門性を高めて、学校というチームで認めてもらえる存在として活躍してほしいですね。
上原 ありがとうございます。科学的な根拠を持って、第三者が納得できるような判断ができる養護教諭になれるよう今後も研究を続けていきたいです。養護教諭をめざすようになってから一貫して、子どもが安心して学校生活を送れるようにサポートしたいと考えているので、今回学んでいるけがへの対応だけでなく、より専門性を高めて子どもの安心・安全のために周りにアプローチしていける養護教諭になりたいです。
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