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短期大学部のWELCOME COLLEGE 第8回を開催!

短期大学部のWELCOME COLLEGE
第8回を開催!

7月23日(土)、女子栄養大学短期大学部(駒込キャンパス)で学校見学会“WELCOME COLLEGE”の第8回を開催しました。このWELCOME COLLEGEは「調理のできる栄養士」を目指す女子栄養大学短期大学部を『見て!体験しよう!』というもの。JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩3分にある駒込キャンパスに来学して、実際の授業の一部を体験し、施設や設備の見学や各研究室の掲示を見ながら説明を聞いたりすることで、短期大学部の学びに触れることが出来ます。また、学生生活や授業などに関する個別の相談もできます。
WELCOME COLLEGEの参加申し込みはこちらから>>>
今回は、大量調理を行う給食施設をリアルに体験。普段は足を踏み入れることが出来ない給食の厨房に入り、大きな鍋や最新式の加熱機器を直接見て触れることが出来る体験型の授業です。
まずはじめに、給食管理研究室の三好恵子教授より給食を作る給食室(調理室=厨房)の概要説明をした後、給食室を体験するチームと駒込キャンパス内を見学するチームの2チームに分かれました。
それでは給食室体験授業のスタートです。
給食は栄養・安全・おいしさが重要です。給食室は安全・衛生・効率が求められ、衛生的な事は絶対条件です!
「衛生的手洗い」の手順を説明の後、実際に給食室に入ります。
入る前には、上着と帽子を着用し靴を履き替えて身支度を整えて、手洗い後にまずは下調理室に入室。
給食の安心・安全は給食室の衛生から汚染を広げないように調理をする部屋が分かれています。
まずは下調理室にある業務用専用機械の「ポテトピーラー」にじゃがいもを入れて皮をむきます。
皮がむかれたじゃがいもを参加者たちが実際に食べやすい大きさにカットしました。
下調理室で調理した食材は隣の主調理室につながる冷蔵庫ですぐに冷やして保管。主調理室側から受け取り加熱調理を行います。
隣の主調理室に移動の際には専用の靴に履き替えて入室。
安定した温度コントロールとスチーム機能で、焼く・蒸す・煮る・炒めるなどのマニュアル調理ができ る「スチームコンベンションオーブン」。ハンバーグ、生姜焼き、プリン、焼きそば、サバの味噌煮 なども調理できます。
先程カットしたじゃがいもを入れてスチームで加熱します。調理した食材の中心温度を測り確認。
大量調理の代表的な機械で、一度にたくさんの食品をゆでる・煮る・炒めるなどが出来る「回転釜」
味噌汁、カレー、八宝菜、きんぴらごぼうなど、給食の定番料理をつくるのに大活躍です。
水を入れた回転釜を混ぜる体験もしました。
パック詰めした後、加熱調理をする真空調理。真空包装機で、食品を真空状態にしてパックします。
食材の柔らかい食感と味染みを良くし、荷崩れも防げます。市販の「サラダチキン」のイメージです。
今回はだいこんに調味液の代わりに食紅で赤くした水を入れて、調味液のしみ込み具合を確認。
その後、真空調理をしたさつまいもをみんなで試食をしました。
出来立ての食品に0℃以下の冷風を大量に吹き付けて、急速に冷やします。
出来上がった料理は時間をかけて冷やすと、細菌が繁殖してしまい、食中毒菌が混入したいたら大きな事故につながります。
給食室内には他にもいろいろな調理機器があり、説明を聞きました。
給食室体験後には短大の学びや学生生活などの質問や疑問に関する個別相談を行って、参加いただいた皆さんにより理解を深めていただきました。
WELCOME COLLEGEでは、駒込キャンパスに来校して実際の授業を体験したり、キャンパス内の施設や研究室の掲示を見たり、短期大学部の学びに触れることができ、学生生活などに関する個別の相談もできます。様々なテーマで授業体験が企画されています。参加は事前予約制となります。
WELCOME COLLEGEの参加申し込みはこちら>>>
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