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短期大学部のWELCOME COLLEGE
第6回を開催!

7月3日(日)、女子栄養大学短期大学部(駒込キャンパス)で、第6回の学校見学会“WELCOME COLLEGE“を開催しました。このWELCOME COLLEGEは、「調理のできる栄養士」を目指す女子栄養大学短期大学部を見て・体験しよう!というもの。JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩3分にあるキャンパスに来学して、実際の授業の一部を体験し、学校見学として施設設備のほか、各研究室の掲示を見ながら説明を聞いたりすることで、短期大学部の学びに触れることができます。また、学生生活や授業などに関する個別の相談も、授業体験の先生や学生などに直接聞くことができます。
WELCOME COLLEGEの参加申し込みはこちらから>>>
今回のテーマは「食育教材に触れてみよう」(講義と体験)
最初に、栄養指導研究室の小澤啓子准教授より「食育、栄養指導における教材の使用について」の講義があり、出席者は教材利用の目的や意義、教材の種類や特徴、教材作成時の注意点について学びました。
既存のものを使用する以外に、新たに教材を考案して作成する際の注意点が示されました。
対象者の人数や年齢、地域性、知識レベル、学習意欲などに応じて適切な教材・媒体を選択します。
次に、栄養指導研究室ゼミ生(2年生、3名)の食育講座「野菜をもっと食べよう!」で、野菜の必要性から実際にどのくらいの野菜を食べればよいのか、野菜から摂取が期待できる栄養素や年代別の野菜摂取量などを、説明しました。
また、コンビニのサンドイッチや野菜サラダにどれくらいの野菜が入っているのかがクイズ形式で出題されたり、「一皿70gとして、一日に野菜料理は5皿食べましょう!」など具体的な野菜のとり方などが豊富な写真や食品模型(フードモデル)で実際に確認でき、出席者は実践的な栄養教育を体験しました。
今回の体験授業は、「食育教材に触れてみる」「自分の野菜摂取推定量を測定」「野菜70gをはかってみる」です。
「食育教材に触れてみる」では、食品模型(フードモデル)やパネルシアター、紙芝居などを通して、視覚や聴覚に訴えることで、目標や指導内容を的確にわかりやすく伝える方法などが示されました。
「自分の野菜摂取推定量を測定」では、LED を搭載したセンサーに手のひらを当てるだけで野菜摂取の充足度を見える化できる機器「ベジチェック🄬」を体験しました。
皮膚のカロテノイド量を測定することで、野菜摂取の充足度(0.1~12.0の120段階)・野菜摂取量の推定値(g)を6段階で表示します。
香川学長も測定に参加し、自分の野菜摂取量をチェック!
「自信があったのに思ったほど野菜が摂れていなかった」など参加者全員で盛り上がり、「野菜不足の人は今後どうしますか」との小澤先生の問いには「学食の小鉢を一品増やす」「大好きなナスをもっと摂る」など、様々な意見が出されました。また小澤先生から「どうしても野菜を摂れない時はトマトジュースを飲む」など、具体的なアドバイスもありました。
その後、「野菜70gをはかってみる」で、出席者は実際に70gの野菜を計ってみました。
「70gの感覚を身につけて、1日350gの野菜、5〜6皿の野菜料理が食べられるよう意識する」練習になりました。
最後に、体験授業を行った小澤准教授から短大の学びや学生生活などに関する個別相談を受け、より理解を深めていただきました。
WELCOME COLLEGEでは、駒込キャンパスに来校して実際の授業を体験したり、キャンパス内の施設や研究室の掲示を見たり、短期大学部の学びに触れることができ、学生生活などに関する個別の相談もできます。様々なテーマで授業体験が企画されています。参加は事前予約制となります。
WELCOME COLLEGEの参加申し込みはこちら>>>
WELCOME COLLEGEのご案内(PDF)はこちら>>>