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短期大学部のWELCOME COLLEGE 第2回を開催!

短期大学部のWELCOME COLLEGE
第2回を開催!

4月30日(土)、女子栄養大学短期大学部(駒込キャンパス)で、学校見学会“WELCOME COLLEGE“の第2回目を、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で開催しました。このWELCOME COLLEGEは、「調理のできる栄養士」を目指す女子栄養大学短期大学部を見て・体験しよう!というもの。JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩3分にあるキャンパスに来学して、実際の授業の一部を体験し、学校見学として施設設備のほか、各研究室の掲示を見ながら説明を聞いたりすることで、短期大学部の学びに触れることができます。また、学生生活や授業などに関する個別の相談も、授業体験の先生などに直接行うことができます。
様々なテーマで授業体験が企画されています。参加は事前予約制となります。
WELCOME COLLEGEの参加申し込みはこちらから>>>
受付では、等が入った見学セットが渡されます。お土産の葉酸クッキー(菓子工房プランタンの焼き菓子)には、松田早苗教授と小澤啓子准教授・監修の葉酸説明カード(若手実験実習助手作成)を付け、親しみやすさを出すため学長の顔写真入りシールを貼ってリボンで飾ったものがWELCOME COLLEGEのために用意されています。
第2回の体験授業のテーマは、「あなたの骨作るの今でしょ‼」(測定と講義)
授業体験では最初に、栄養学研究室の松田早苗教授(短期大学部学生部長)が参加者の骨密度を測定。利き足の靴下を脱ぎ素足になって骨密度測定機器(超音波法)に乗せます。測定部位はくるぶしで、超音波で測定する方法です。
続いての講義では、「骨の形成」の仕組みを解説し、繰り返される「骨形成・骨吸収」をライフステージ別のバランスをみながら、女性の「骨量の経年齢変化」の状況が示されました。
骨のしなやかさと強さを維持するために、骨は常に作り替えられなければならず、「骨粗鬆症」を防ぐため、「ピークボーンマス(最大骨量)」をより高くするには「10歳代が大事」で、それは“参加者にとっての今”です。
ピークボーンマス(最大骨量)をより高くする6つポイントを一つ一つ説明。特に日々の食事や運動食事との関わりは8つの栄養素ごとに、骨の形成への影響を確かめました。宇宙飛行士の栄養管理を行ったことがある松田教授ならではの例として「無重力状態」をあげ、宇宙での食事やサプリメント、トレーニングなどの話を交えて楽しく学びました。
さらに、現在および中学・高校時代の食生活、運動歴、ダイエット歴、骨粗鬆症の家族歴など骨の形成に関わる要因との関連を考えます。骨と運動の話では、参加者がバドミントンをやっていて、「パフォーマンスを上げるためにちゃんとしっかり食べている」ことも分かりました。
そして測定の方法やねらいを学び、実際に測定した骨密度のデータを「20歳前後のデータ」と比較して評価を行いました。「納豆好き」という参加者のデータを見た松田教授からは「よい骨をしています。すばらしい!」と、お褒めの言葉が贈られました。
体験授業の後は、各研究室の掲示や家庭料理技能検定などの展示のほか、キャンパス内の施設を回りながら教員に質問や相談をして、短期大学部の学びに触れていただきました。
教室内に集められた各研究室の掲示や家庭料理技能検定の展示を見ながら教員から説明受ける参加者
就職の窓口前の掲示を見ながら卒業後の進路について教員から説明を受ける参加者
駒込図書館内で、図書館職員から利用の仕方や所蔵内容の説明を受ける参加者
学食の食券販売機前で、食事内容や利用の仕方の説明を教員から受ける参加者
最後に、対面授業のため各机に透明な遮へい板を設置した教室内で、体験授業を行った松田教授から短大の学びや学生生活などに関する個別相談を受け、より理解を深めていただきました。
WELCOME COLLEGEでは、駒込キャンパスに来校して実際の授業を体験したり、キャンパス内の施設や研究室の掲示を見たり、短期大学部の学びに触れることができ、学生生活などに関する個別の相談もできます。様々なテーマで授業体験が企画されています。参加は事前予約制となります。
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