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美味しさを化学してみる⁈ ~野菜の遺伝子を捕まえよう~

WELCOME COLLEGE⑭
美味しさを化学してみる⁈
~野菜の遺伝子を捕まえよう~

8月29日(日)、駒込キャンパスで開催された学校見学会の「WELCOME COLLEGE」14回目の体験授業では、牧久惠准教授(生化学研究室)による「美味しさを化学してみる⁈ ~野菜の遺伝子を捕まえよう~」です。
栄養士必修科目である生化学は、生命現象を化学的知識に基づいて理解しようとする学問分野です。その実験では糖質、脂質、たんぱく質、遺伝子など生体成分の性質について、生化学的な手法を用いて学習しています。今回の体験授業では野菜から実際にDNAを抽出し観察しました。
体験実習の前に、まず野菜の細胞についてと、遺伝子の働き(核、染色体、DNA)などの講義を行いました。美味しくて、栄養価が高く有用な作物を探し出し、その遺伝子を捕まえてみる。そうすると、それらを必要な時に利用でき、有効成分を含む野菜の開発などに利用できることがわかりました。
体験実習では、実際に白衣を着て実験室で 野菜からDNAを取り出してみました。
スポイトでガラス皿に取り出して、しっかり観察しました。
全ての体験参加者がDNAの抽出に成功して遺伝子を捕まえて観察することができました。
この日の体験授業は密を避けて2回に分けて行ない、牧准教授自ら一人一人にメッセージカードをお渡しして実験を終えました。さらに、希望者には引き続き同実験室で教務課職員と一緒に個別相談も行いました。
各研究室の前にある掲示を見ながら授業やゼミの様子の説明を受ける見学ツアーの参加者。
WELCOME COLLEGEの見学ツアーでは、授業やゼミの様子を紹介するコーナーにも案内しました。
WELCOME COLLEGEでは、駒込キャンパスに来校して実際の授業を体験したり、キャンパス内の施設や研究室の掲示を見たり、短期大学部の学びに触れることができ、学生生活などに関する個別の相談もできます。様々なテーマで授業体験が企画されています。参加は事前予約制となります。
WELCOME COLLEGEの参加申し込みはこちら>>>
WELCOME COLLEGEのご案内(PDF)はこちら>>>