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食品の表示について~表示をよく見て賢く食品を選ぼう~

WELCOME COLLEGE⑬
食品の表示について
~表示をよく見て賢く食品を選ぼう~

8月28日(土)、WELCOME COLLEGE 13回目の授業体験は、藤原しのぶ准教授(食品化学研究室)による「食品の表示について~表示をよく見て賢く食品を選ぼう~」を行いました。
スーパーやコンビニで販売されている食品には「期限に関する表示」・「栄養成分に関する表示」・「食品の原材料名に関する表示」などいろいろな表示が載っています。
「食品表示」は食品を製造する事業者と私たち消費者をつなぐ信頼の架け橋です。食品表示の情報から何が分かるのか。商品を選ぶ際の参考にして下さい。
食品表示法による表示義務のある項目とは?
①期限に関する表示
期限に関する表示には「消費期限」と「賞味期限」があります。
消費期限は、劣化が早い食品で、過ぎたら食べない方がよい期限
⇒弁当、総菜、おにぎり、サラダなど
賞味期限は、劣化が比較的遅い食品で、おいしく食べることができる期限
⇒ヨーグルト、お菓子、缶詰めなど
②栄養成分に関する表示
加工食品への栄養成分表示には
義務表示(エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量の5項目)
推奨表示(脂質のうち「飽和脂肪酸」、炭水化物のうち「食物繊維」)
任意表示(ミネラル、ビタミンなど)  があります。
③原材料名に関する表示
表示方法の原則は
①原材料を「食品添加物」と「その他の食品」に分ける
②使用した重量の多い順に並べる
③使用重量1位の原材料には原産地を表記する
食品添加物は嫌がる人も多いですが、安全性や有効性が認められた物が使用されています。
アレルギーの原因となる食品の表示については、表示のルールがあります。
特定原材料の7種類(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)は表示義務がある。
特定原材料に準ずるものとして21種類
食品の表示については他にも「低カロリー、高たんぱく質などの強調表示」・「健康を増進する機能に 関する表示」などがあります。
今日の授業体験でお話できなかった事は、本学に入学して一緒に学びましょう!
WELCOME COLLEGEでは、駒込キャンパスに来校して実際の授業を体験したり、キャンパス内の施設や研究室の掲示を見たり、短期大学部の学びに触れることができ、学生生活などに関する個別の相談もできます。様々なテーマで授業体験が企画されています。参加は事前予約制となります。
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