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食品ロス削減レシピの作成協力

食品ロス削減レシピの作成協力

10月は「食品ロス削減月間」です。
埼玉県から、おうちで実践できる食品ロス削減レシピの作成について、依頼がありました。調理学研究室の豊満美峰子教授と児玉ひろみ専任講師が、テーマに沿ってレシピを作成。
作成した食品ロス削減レシピは、埼玉県のホームページで公開中です。
食品ロス削減レシピは、「時短」と「健康」をテーマに、考案されています。便利に、楽しく、野菜の栄養を余すことなくいただくことのできるレシピになっています。

「時短」メニュー

「時短」メニューのポイントは、電子レンジを活用して、調理時間を短縮しつつ、不足しがちな野菜を効率よく献立に取り入れること。
電子レンジは、短時間で火が通りますが、食品の種類や形などによって加熱が不均一になりやすいという一面もあります。このため、途中で、上下を返したり、全体を混ぜるなど、温度が均一になる工夫が必要。こうした調理のコツも紹介されています。

〈メニュー〉

なすとかぶのごまみそあえ
なすとかぶのごまみそあえ
●ポイント
なすを丸ごと1本加熱する場合、蒸すと10分程かかります。電子レンジなら湯を沸かす時間も不要です。
かぶは、新鮮な場合は皮つきのままでOK!
かぶの葉は、電子レンジで加熱後になるべく手早く冷ますと色よく仕上がります。ラップを密着させて保冷剤をのせると冷めやすいです。
※材料(4人分)や作り方とともに、調理のコツがポイントとして、紹介されています。

「健康」メニュー

食材に含まれる栄養素を無駄なく、効率的にとるための工夫を紹介。
脂溶性ビタミンであるビタミンAは、油と一緒に摂取すると吸収率が上がること、 水溶性ビタミンは水に溶けやすいので、ゆでる代わりに下ごしらえとして電子レンジを使うと良いことなど、調理のコツもあわせて紹介。
また、栄養素には、組み合わせると力を発揮するものがあり、そうした組み合わせの具体についても紹介。

〈メニュー〉

栄養満点!豚肉とサイタマ野菜のナッツ炒め
栄養満点!豚肉とサイタマ野菜のナッツ炒め
●ポイント
脂溶性ビタミンは油と一緒に。特に野菜は炒めて食べましょう。
組み合わせで力を発揮!ビタミンB1とアリシン。ビタミンB1は、アリシンという成分があると体内で働く時間が長くなることが分かっています。アリシンはねぎ類、ニンニク、ニラなどに多く含まれています。
埼玉県HP 食品ロス削減レシピの紹介はこちら>>>