戻る
戻る
地域連携による飲食店のメニュー開発の協力

飲食店のメニュー開発の協力

「あらかわ満点メニュー」は、女子栄養大学短期大学部と荒川区、区内の飲食店が連携して、区民の皆さんの健康づくりを応援するため、安くて、おいしくて、ヘルシーをコンセプトに、お店独自の味を生かしながら考案しているものです。
メニューの開発にあたっては、栄養指導研究室ゼミ(指導:小澤啓子専任講師)の学生が店舗に出向き、店主さんの想いや大切にしているお店の特徴をお聞きし、メニュー分析を行うことから始めます。
おいしくヘルシーであることはもちろん、見た目や価格等、すべてが「満点」であるメニューを目指します。
栄養価の詳細な分析や試作、店主さんとの話し合いを何度も繰り返し、信頼関係を育みながら、メニューを一緒に開発していきます。
飲食店で提供される栄養バランスのとれたメニュー開発の協力
今年度のゼミ活動の様子(栄養価の分析結果についての打合せ)

「あらかわ満点メニュー」
~荒川区担当者からのメッセージ~

髙橋美香管理栄養士
町の飲食店で、おいしく安く健康的なメニューが食べられたら・・・。
そんな思いで、荒川区の飲食店と大学と保健所と協同して開発がスタートした「あらかわ満点メニュー」。全国に先駆けた事業も今年度で14年目を迎え、今までに60万食超という販売実績からも分かるように、「地域密着型の食環境整備事業」に成長しました。満点メニューを食べられる町、食で健康を目指す町、そんな荒川区を訪ねてみませんか。
小澤啓子専任講師からのメッセージ
「あらかわ満点メニュー」に関心を持ち、入学してくる学生もいます。
専門的知識・スキルの提供はもちろんですが、学生ならではの柔軟な発想、バランス満点なメニューを開発したいという純粋な想いを大切に、店主さんの心を動かせるメニュー提案ができるよう、サポートしています。
今年度は、コロナ禍で、学生が店舗に出向くことが難しい状況になっていますが、お店自慢の手打ち米粉パスタを取り寄せて、自宅や学校での試作、栄養計算を重ねて提案するなど、ゼミの活動としては継続して行い、いくつかの学生考案メニューが来年1月から販売される予定です。
区の広報番組としてケーブルテレビの撮影(12月予定)の依頼もあります。より多くの荒川区民の方々に活動を知っていただき、あらかわ満点メニューを味わっていただきたいと思います。
社会連携事例集はこちら>>>