戻る
戻る
大量調理と家庭用調理の違い~機器編~

大量調理と家庭用調理の違い~機器編~

給食管理実習では、100食程度の給食を実際に作ります。
栄養バランスのとれた食事を、決められた時間に、安全においしく提供するためには、作業を効率よく進めていくことが求められます。そのため、使用する機器は、大量調理用で、家庭で使う調理器具とは大きく違います。
給食管理実習室と調理実習室の機器を比較してみると、その違いがわかります。
〈下処理〉
●給食管理実習室の機器 ポテトピーラー
一度に最大10kgのじゃがいもの皮むきができます。
●調理実習室の機器 ピーラー
〈煮る、茹でる、炒める〉
●給食管理実習室の機器 回転釜
給食の代表的大型機器。煮る、茹でる、炒めるなど、とにかく万能!
●調理実習室の機器 鍋、フライパン
〈焼く、蒸す〉
●給食管理実習室の機器 スチームコンベクションオーブン
焼く・蒸すだけでなく、煮る・炒める、炊飯だってできます。
焼き物では、100食分が10分で仕上がる、すぐれものです。
●調理実習室の機器 オーブン、蒸し器、鍋、フライパン
〈炊飯〉
●給食管理実習室の機器 ガス炊飯器
一つのお釜で最大7kgのお米を炊くことができます。
3段の炊飯器ですと、なんと21kg、約260人分になります。
●調理実習室の機器 電気炊飯器(1升炊き)
〈冷却〉
●給食管理実習室の機器 ブラストチラー
急速冷却機。
100食分も楽々冷却。ポテトサラダ用の熱々ジャガイモやゼリーを短時間で冷やしたり、固めたりすることができます。
(外側)
(内側)
●調理実習室の機器 冷蔵庫
給食管理実習では、実際に、こうした調理機器を自ら操作して、大量調理を行っていきます。大人数分の料理ができあがったシーンは感動ものです。
操作方法を知ることはもちろん、大きさや重たさを自分の手で実感することで、現場に出たときの不安や戸惑いを減らすことができます。