患者さんに寄り添える食事を提供したい
臨床栄養学では、栄養と関連の深い疾患について、治療・予防のために食事療法が必要であることをイメージできるように学んでいきます。
さらに、実習やゼミでは、実際に、食事の計画、調理や食事提供を行います。
臨床栄養学実習では、病気の方の状態を考慮して食事調整をするための知識と技術を学びます。
軟菜食、流動食、咀嚼・嚥下障害のある方、離乳食、育児用調製粉乳を用いた調乳実習を行います。
また、エネルギーコントロール食、たんぱく質コントロール食、食物アレルギー対応食の献立作成も行っています。
■咀嚼・嚥下障害のある方への食事調整で学生が調理した料理です。
■左からパンがゆ、鶏のひき肉を舌でつぶれるかたさに調整した料理にかぼちゃとほうれん草を添えています。トマトジュースを増粘剤で固めたもの、右奥は粥ゼリーです。
■学生が立案したエネルギーコントロール食(1600kcal、食塩相当量6g未満)の昼食例です。
■ごはん、さばときのこたっぷりカレー、ラタトゥイユ、白滝とハムのさっぱりマリネ、赤パプリカと豆苗のナムル、メロンのヨーグルトにお茶です。
■657kcal、食塩相当量2.7gです。
全員が1日分の献立を立案し、グループで実習する人の献立を決めます。