藤倉純子ゼミ■健康情報科学研究室
異文化交流を身近なものに!
物々交換のためのWebサイト制作
私は海外の食文化に興味があり、SNSで海外の人とお菓子や食品などのアイテムを交換する動画を見て、実際に海外の人たちと交換したことがある。その過程で、相手の国の食文化や歴史を知ることができ、異文化理解につながった。この経験から、物々交換を通じて異文化交流ができるWebサイトを制作することにした。サイトの流れは、「投稿→検索→条件一致→チャットでのやり取り」とし、サイト管理者がやり取り全体をチェックできる仕組みとした。開発ツールは無料ホームページ作成ツールのWordPressを使用し、有料のサーバーや複数のプラグイン(拡張機能)を活用しながらサイトの開発を行った。また、英語、中国語、韓国語など多言語対応も行った。途中、原因不明のエラーが発生し、一から作り直さなければならないこともあったが、試行錯誤をしながら、約半年間でオリジナルの”ユーザー投稿型マッチングサイト”を完成させた。
サイトの仕組みは、参加者が自分の求めているアイテムのジャンルとその価格帯の情報を投稿し、絞り込み検索で自分と同じ条件の投稿を見つけ、相手とマッチングできるものとした。チャットのやり取りを行った後、郵送で交換し合い、最後にアンケート回答で終了する流れとなる。中間発表のコメントで、起こりうる様々なトラブルや個人情報管理について指摘があったことから、参加者の範囲を"J大生とその知人"までに限定し、交換を行うことにした。また、自分が管理者として、参加者のユーザー管理や取引・チャット管理を徹底し、セキュリティ面に配慮した。
9月末にこのサイトを公開し、アメリカや中国、インドネシアなど、日本含め5カ国、約10名が参加した。お菓子や食品、小説といったジャンルの投稿がされ、その後マッチングが成立し、交換が行われた。参加者のコメントより、物々交換の感想やWebサイトの操作方法の評価、異文化交流の容易さなどの評価を得た。今回は参加者を限定しての交換であったが、参加者が以前よりさらに異文化に対して興味を持ち、異文化に対する考え方が肯定的なものになったのであれば、この取り組みは成功したと考えることができる。今後は、さらに多くの人が参加できるようにサイトのセキュリティ面の強化を行い、異文化交流が身近なものにできる場を引き続き提供していきたい。
サイトの仕組みは、参加者が自分の求めているアイテムのジャンルとその価格帯の情報を投稿し、絞り込み検索で自分と同じ条件の投稿を見つけ、相手とマッチングできるものとした。チャットのやり取りを行った後、郵送で交換し合い、最後にアンケート回答で終了する流れとなる。中間発表のコメントで、起こりうる様々なトラブルや個人情報管理について指摘があったことから、参加者の範囲を"J大生とその知人"までに限定し、交換を行うことにした。また、自分が管理者として、参加者のユーザー管理や取引・チャット管理を徹底し、セキュリティ面に配慮した。
9月末にこのサイトを公開し、アメリカや中国、インドネシアなど、日本含め5カ国、約10名が参加した。お菓子や食品、小説といったジャンルの投稿がされ、その後マッチングが成立し、交換が行われた。参加者のコメントより、物々交換の感想やWebサイトの操作方法の評価、異文化交流の容易さなどの評価を得た。今回は参加者を限定しての交換であったが、参加者が以前よりさらに異文化に対して興味を持ち、異文化に対する考え方が肯定的なものになったのであれば、この取り組みは成功したと考えることができる。今後は、さらに多くの人が参加できるようにサイトのセキュリティ面の強化を行い、異文化交流が身近なものにできる場を引き続き提供していきたい。