宮内正ゼミ■文化学研究室
居酒屋と居心地

このテーマは、私が居酒屋に行くときに気にしている「居酒屋の居心地」は人によって変わると考えています。その面白さをきっかけに実際にアルバイトをしているお店を取り上げたところ、客層の偏りに疑問を覚えました。何かを専門としたお店ではなく、お料理もお酒の種類もどの世代の方にも楽しめる居酒屋です。このことを考えたときに、常連さんも含め、お店にどのような期待をもってお客様が来店してくださるのか、逆になぜ若い人たちはあまり見かけることがないのか、それには、立地、値段、口コミとそれ以外にも様々な要因があると思います。それを明らかにするため、探究していこうと思います。
宇都宮餃子から見る外食行動

「宇都宮といえば餃子」と言われるほど、私の地元・栃木県宇都宮市は餃子が有名である。宇都宮餃子は、ニラやねぎ、キャベツなどの野菜が多く使用された甘みあるあんが特徴的であり、2018年には、有名な餃子店が並ぶ通りを「餃子通り」と名づけ、新たな観光スポットとして県内外問わず多くの人が足を運んでいる。これまでは、実際の店舗利用や、文献調査から宇都宮餃子について理解を深め、県外からも多くの人々が食べに来る魅力について調査してきた。今後は、多くの人に市場調査やアンケートを行い、【宇都宮餃子】を通して外食行動の持つ意味や狙いを追求していく。
フライドポテトの特徴と企業商品の関連について
フライドポテトって200種類あんねん

なぜこの研究テーマにしたか、それはフライドポテトが大好きで普段から行ったお店にフライトがあれば必ず食べるほどです。フライドポテトの特徴に着目し、太いポテトや細いポテトなどの多様性を調査し、さらに、ファストフード店などの様々な企業から販売されているフライドポテトとの関連性について深く探求します。各店舗から調べていく上でこれらの特徴や関連性を踏まえて、各企業に適したフライドポテトの商品提案を行います。フライドポテトの新しい可能性を考え、まだ考え中ですが各企業から出てもおかしくないようなアイディア提案が出来ればいいなと思っております。
社会を写すメディアコンテンツについて
フェミニズム・シスターフッドについての描写表現

私は映画やドラマ、漫画といったコンテンツが大好きでよく見るのですが、最近の題材の傾向として、シスターフッドやフェミニズムを扱った作品が多いと感じました。シスターフッドもフェミニズムもとは女性解放運動・思想でよく使われてきた言葉ですがどうして現代で注目されているか気になりました。メディアコンテンツは社会を大きく反映すると考えているのですが、そこから考える現代のフェミニズムについて、研究します。また、作品が与える社会的な影響について実例をあげながら考察していきます。たびたび話題にあがるフェミニズムについて、自分自身で解釈していきたいです。
音と食について

音楽には多様なジャンルが存在している。現代音楽、クラシックをはじめ、ジャズや歌謡曲など食空間に流れている音楽だけではなく、音楽を含めた「音」と「食」の関係について考察する。今回は、周囲からの刺激としての「音」に注目する。聴く演奏はもちろん、自然の音やBGMなどの音は、私たちの記憶を呼び起こしたり、イメージを刺激したり、その場に賑わいや活気をもたらしてくれたりする。具体的には、楽音や歌以外にも、人の話し声、自然の音など様々な音が人に多くの情報を与えている。飲食や調理だけでなく、食品・食材の購入場面など、食が関わる場面で音は人にどのような影響を与えるのかを見る。