平口嘉典ゼミ■食料・地域経済学研究室
行方のおいしいを拡散したい!

私の地元、茨城県行方市は同県の人でも読み方すら知られていないことから知名度が低く、市の魅力が知られていないと感じた。本研究では行方市の特産品であるさつまいもを使用した菓子開発をし、販売をすることで行方市の地域振興に貢献することを目的とする。これまでにJAなめがたしおさいへのヒアリングを行い、さつまいもの特徴や生産・貯蔵環境を把握した。また、行方市の和洋菓子店「菓心松屋」と打ち合わせを行い、同JAのオリジナルブランドであるさつまいもを使用した洋菓子の商品化を進めることになった。今後は提案する洋菓子の試作や、販売時の保存方法を考え、商品化を目指す。
東京都神津島村の魅力を発信

母の故郷である東京都神津島村は、魅力的な地域であるが認知度が低い。ゆかりのある土地だからこそ、より多くの人に認知してほしいという思いから研究のテーマにした。本研究の目的は、特産品を用いて神津島村の魅力を発信し、多くの人に認知してもらい、村の振興につなげることである。具体的には村の特産品を用いてレシピ考案をし、パンフレット等で情報発信をしていく。これまでに、現地調査と村役場へのオンライン調査を行い、島の現状や特産品について詳しく教えていただき、研究の方向性が定まってきた。今後は11月に有楽町で行われるイベントでの出店を目標に企画の考案を進めていく。
野菜で伝えるふじみ野市の魅力

私の地元である埼玉県ふじみ野市は、知名度が低く周りの市町に埋もれがちである。そのため、ふじみ野市の魅力を食から伝えたいと思い研究テーマとした。本研究の目的は、ふじみ野市で生産された野菜の認知度向上を通じてふじみ野市の振興を図ることである。そのためにレシピ考案やメニュー開発、地域イベントへの参加を行う。これまでに市産業振興課にヒアリングを行い、市の農業の現状や課題を把握した。1年を通して多くの野菜を生産していることや、地産地消に力を入れていることがわかった。今後は、ふじみ野市で年4回ほど行われている軽トラ市でのレシピ配布と産業まつりでの出店を企画していく。
100日まいたけで吉岡町を振興

私の地元である群馬県吉岡町を、町の特産物を活かして振興したいと考え、研究のテーマとした。本研究の目的は、吉岡町の特産物である「100日まいたけ」を使用したレシピ発信を通じて、町を振興することである。そのために100日まいたけを使用したレシピを提案し、PR活動を行う。これまでに吉岡町役場、群馬まいたけセンターにてヒアリングを行い、吉岡町の特産物や100日まいたけについての理解を深めた。また、100日まいたけを使用したレシピを同センターに提案することが決まった。今後は100日まいたけの特徴を活かしたレシピの考案を進め、レシピカードの作成・配布を目指したい。
川越の伝統野菜とワインを繋ぐ
ペアリング提案を通じた地域振興

私の地元である川越市は、伝統野菜の生産量が年々減少し、認知度低下が課題である。本研究では川越市の伝統野菜とワインを結び付け、伝統野菜の認知度向上を図り、多くの人に魅力を知ってもらうことが目的である。そのために、伝統野菜を使用した料理とワインのペアリング提案やPR活動を行う。これまでに市農政課へのヒアリングを行い、市の農業の現状・課題や伝統野菜の詳細を把握した。市では農業体験など「農」とふれあう取り組みに注力しているが、より多くの人に「農」に関わってほしいという考えであった。今後は伝統野菜を使用したレシピ考案とペアリング提案を通じて魅力の発信を進めていく。
笑顔と活気あふれる鳩山町の未来を
あんずを特産品にしよう

私の地元である埼玉県鳩山町は少子高齢化が進み、若者が減少している。そのため、本研究では鳩山あんずを使用した商品開発やPR・情報発信を行い、多くの人に鳩山町の魅力を発信することを目的とする。これまでに鳩山町あんず栽培加工組合や鳩山町役場でヒアリングを行い、あんずの栽培経緯や現状を把握した。鳩山あんずの認知度が低い点や人員不足・後継者不足が課題であった。また実際に摘果作業を行い、廃棄してしまう未熟果あんずの問題を痛感した。今後は、本来廃棄してしまう未熟果あんず等を利用したあんずジュースやスイーツの開発を行い、鳩山あんずと共に鳩山町の魅力を発信していきたい。
川越産農産物をもっと広めよう!

3年次の地域振興論実習で川越の食について知り、川越の農産物を広めたいと考えた。本研究では川越産農産物の魅力を発育過程にある子どもたちに知ってもらうことにより、農産物や農業に対する関心を高め、川越市の振興につなげることを目的とする。そのために川越産農産物を使った子ども対象の料理教室を開催し、調理体験と食味体験を提供する。これまでに川越市農政課と川越市グリーンツーリズム拠点施設へのヒアリングを行い、市農業の現状や課題、伝統野菜の特徴について把握した。今後は使用する農産物を検討し、レシピ考案と子ども対象の料理教室の企画を進めていきたい。
地元桜川市の特産品『常陸秋そば』で地域振興

私の地元である茨城県桜川市は、土壌や地形に恵まれ豊富な農作物が作られている。しかし、桜川市の農業は高齢化や担い手不足が深刻化していることが分かった。そこで、本研究では桜川市の特産品である常陸秋そばを使用した食体験イベントやメニュー提案を行う事を予定している。活動の主な目的は、農作物を通して地元の方に常陸秋そばの魅力を認知してもらい、地元の活性化に繋げることである。これまでの活動では現地の生産者にヒアリングを行い、桜川市の農業の現状や農業の課題、取り組みについて調査した。今後はそば打ち体験やそばを使用したスイーツレシピを考案し、地元のPRをしていきたい。
みよし野菜で食育

3年次に実施した三芳町振興プロジェクトでみよし野菜の存在を知り、もっと多くの人にみよし野菜を知ってもらいたいと思い、研究に取り組むことを決めた。本研究の目的は小学生を対象とした食育、調理体験を行うことでみよし野菜のファンになってもらい、将来的な野菜の消費拡大につなげ三芳町を振興することである。これまでに、三芳町役場へのヒアリングを行い、みよし野菜の現状を把握した。みよし野菜の主力は、さつまいもやさといも、ほうれん草であること、学校給食にみよし野菜が使用されていることを知った。今後は町の協力も得ながら、小学生を対象にした調理体験の実施内容を検討していく。
宇都宮市が誇るブランド農産物による地域振興
新里ねぎを使用した商品開発による魅力発信

栃木県宇都宮市はいちごや餃子が有名だが、県内で初めて地理的表示保護制度に登録された新里ねぎの存在を知ってほしいという思いから、研究を進めることにした。本研究の目的は、新里ねぎを活用し、宇都宮市の振興につなげることである。そのために、新里ねぎの特徴を活かした商品を作り、イベントでの販売およびPR活動を行う。これまでに宇都宮市役所や新里ねぎ生産組合へのヒアリングを行い、新里ねぎの特徴や市の支援状況などを把握した。新里ねぎは、市内の認知度は高いが、市外の認知度が低い点が課題であった。今後は新里ねぎの魅力が伝わる商品開発を行い、イベントでの販売を目指したい。