令和3年度 食文化栄養学実習

私は将来、友人と惣菜と焼き菓子のお店の経営を計画している。そして食文化栄養学実習を通し、お惣菜にスポットをあて、知識や技術を深めることに決めた。関連書籍を読み、気になったレシピはカードに残し、実際に作る。土台には惣菜の商品であることが前提にあり、パッケージに入れて持ち運ぶこと、すぐにはお客様の口に入らないこと、自宅の冷蔵庫で保管されること、きちんと儲けのある商品であること、手軽に簡単に食卓に並べること、様々な要素を考える。こんな商品でお客様を笑顔にしたい、お客様が買いたい商品はどんなものだろう、とゼミを通してお店のイメージが固まっていくのは何とも楽しい。

フランス料理のコース料理に私の心はいつでも惹かれる。その興味あるフランス料理で何か今までにない挑戦をしてみたくなった。もしも、既にある料理が全く別のジャンルで表現できたとしたら面白くないだろうか。そこで、馴染みある和食をフランス料理にアレンジし、1つのコース料理を作ってみることにする。料理を考えるにあたり、まずは、大学や専門学校での学びを中心に知識の整理をし、それぞれの特徴を理解することにした。その特徴をもとに私なりの和食・フランス料理の定義を考える。今後どのような形で２つの魅力が引き出されるか楽しみにしていてもらいたい。