山下史郎ゼミ■フードマーケティング研究室
食べる手紙
手紙に味を付けてみたい。
○○さんへ
突然なんだけど、あなたは手紙を食べたいと思ったことはある？あなたはないかもしれないけど、私はあるの。だってね、もし手紙に味がついていたら、より一層相手の想いを受け取れる気がして面白いと思わない？
最近は電子機器の利用が日常化しているからLINEやメールでのやりとりが当たり前よね。実際手紙に関するアンケート結果でも91.7％の人が「普段から手紙を書きますか」という質問に対していいえと回答しているわ。だから私は、まず手紙の良さ（性質）について調べることにしたの。手紙はね、書き手の想いが強く伝わる性質や、書き手と読み手の間に時差が生まれる性質を持っているのよ。
私は手紙の要素を踏まえて「食べる手紙」を制作することにしたわ。例えば、友達宛ての手紙に「ありがとう」と書いたらその部分は甘いクッキーで、「ごめんね」と書いた部分は塩味のあるクッキーで表現する、みたいな感じかしら。現段階では、手紙を料理やお菓子で表現する際のルール決めをしていて、それが決まり次第試作段階へ移るわ。最終的には「食べる手紙」を手紙の受け取り手に提供したいと考えているの。
それじゃあ、またね。
○○より
