山内喜昭ゼミ■情報教育研究室
商品を着飾るパッケージの魅力
パッケージの変化は商品の印象を変える
商品を購入する。普段何気なく商品を選んでいる人も、そこには消費者心理が存在している。消費者に数ある商品の中から選んでもらうには、商品の魅力や消費者のニーズに合った商品であることを、わずかな時間で認識させなければいけない。それがパッケージの役割である。売り上げを左右するほど重要な役割を担っているパッケージの魅力を、より深く知りたいと感じ、この研究に至った。今回のこの研究ではデザイン性に注目し、パッケージの変更で売り上げが変化した商品を例に挙げ、パッケージデザインの重要性を伝えたい。
人気商品とも言える「キャラメルコーン」や「明治ザ・チョコレート」、「キリンレモン」。これらはパッケージを変更したことで、より多くの消費者の心を掴むことができた。例えば、キャラクターでの主張、素材感、色合い等の工夫により、購買意欲を高めることができる。しかし、反対に購買意欲を下げてしまう可能性もあるため、パッケージに対する印象、商品イメージ、購買意欲等が一致することが大切だ。
今後は研究結果を踏まえ、商品のパッケージデザインを提案し、アンケートを実施したい。
