令和2年度 食文化栄養学実習

宮内正ゼミ■文化学研究室

誰かと一緒に食べる幸せ

 皆さんは家族と一緒に食べる時と、それ以外の人(たとえば友人)とで、どのように気持ちが変化しますか?私は、家族と一緒だと“安心”という気持ちになり友人とだと“楽しい”といった気持ちになります。普段生活していると、ご飯を食べることは毎日行うものですよね。そのため、誰かとご飯を食べる時に感じることについて気にしたことがある人は少ないのではないでしょうか。私は、この当たり前の行動の中にある感情は一体どういう違いを持っているのかに興味を持ちこのテーマを始めました。
 まずこのテーマをやるにあたり、大きな分類をしました。「家族」と「それ以外」です。
 何故この分類にしたのかというと、家族とは毎日一緒に食事をするため気を使わずに食事をします。ですが、それ以外の人であると毎日では無いため、それなりに気を使う食事になると思うからです。では何故、家族とそれ以外の人との食事で感情が異なってくるのかを服装・表情・礼儀やマナーの3点から観察していきました。ここまでが、現在進めてきた実習内容です。今後は、文献やアンケート調査を中心的に行い、結果を分布図し感情の差別化ができたらと思っています。

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