藤倉純子ゼミ■健康情報科学研究室
これ食べられる?
~RPGゲームの作成~
毎年自然毒食中毒により、死亡事故が引き起こされている事例に注目し、発生減少のためには、毒性を持つ植物、動物、キノコについて知識が必要だと考えました。そこで、エデュテイメント型3DアクションRPGの製作をテーマに決めました。
主人公が食中毒の原因となる動植物を攻撃アイテムに変換し、それを使って戦うゲームです。また、キノコの柄など細かいところを再現するために3Dゲームを選択しました。
4、5月には、使用する自然毒についての文献調査を行いました。ゲーム内で採取したアイテムの自然毒図鑑を作り、学習できるようにようにします。また、主人公の背格好や、家の内装、敵の外見等を決め、現在、BlenderやVroid、Unityを使い、3Dモデル化を行っています。ゲーム内で用いる自然毒は、発生事例が多く誤食されやすい水仙や、ツキヨタケ、食卓でよく使うじゃがいも等を選択しました。
今後は、アイテムの数を増やし、ゲームを3フェーズ(以下F)で作成します。F1で主人公やアイテムの動作確認、F2で対象者にテストプレイ後、意見をもらい改良を加え、F3ではプレイ前後に知識テスト、ゲームの評価調査を行います。