令和2年度 食文化栄養学実習

毎日おいも
さつまいも100ｇを毎日食べる

 この研究の目的は、日本人のいも類摂取目安100ｇ/日を達成することである。今日の日本人の１日の平均いも摂取率は64ｇといわれおり、食事バランスガイドの目標値の100g/日より36ｇも少ないことが分かった。
 不足する原因は２つ考えられる。1つ目は、いも類の調理はお米やパンに比べ時間がかかること。2つ目は、現代の忙しい家庭は調理時間の短縮が求められており、手間のかかる調理が厳しいことである。
 そこで私はこの問題を解決するために、２つの目標を立てた。１つ目は、１日100gのおいもの摂取を目指す。２つ目は子どもでも簡単に作れるおいもレシピを提案することで、おいもがある食卓をもっと身近に感じてもらう。
 この目標を達成するために私は、短時間で、子どもでも簡単に調理できるメニューを考えた。
 私が考えた料理は、さつまいもと豚肉の炒めもの、さつまいものゴマ団子、スイートポテト風、さつまいものキャラメル煮、さつまいもスティック、さつまいもドリンクである。
 今後の研究では時短料理のレシピ提案と共に、さつまいもの旬である秋の３種類の新しいさつまいもがどんな料理と相性が良いか分類し、最適な料理を作っていきたいと考えている。