令和2年度 食文化栄養学実習

さつまいもの品種ごとの食べ方提案と商品開発
 

 料理にもお菓子にも使えて、日本全国に留まらず海外でも人気のあるさつまいも。
 そんなさつまいもには多くの品種が存在し、それぞれに甘みや食感などの特徴が異なることをご存知でしょうか。
 昨年アンケートを実施した結果、さつまいもを食べる時、品種で選ぶよりも流行によって選んでいるのではないかと考察をしました。
 私は、そんなさつまいもの品種に着目し、特徴を調査した上で、独自の視点からそれぞれに最適な食べ方を提案します。品種の特性に合わせた調理方法を知ることで、さつまいもの味・食感をより楽しめることを伝えて行きたいです。
 それと同時に、川越蔵の街にある老舗和菓子屋の紋蔵庵とさつまいもを使った商品開発の取り組みも行っています。簡単に作れて提供しやすい飲料や紋蔵庵では初めての試みとなるメロンパンなど、いくつかの新しい商品を考案中です。
 昨年、先輩の商品開発の試作会に参加し学んだことを生かし、紋蔵庵の社長さんと話し合いをし、進めています。今は家で試作や官能評価を行っています。
 まだまだ道のりはありますが、2つの研究を通して、さつまいもの魅力をたくさん発信したいと考えています。