令和2年度 食文化栄養学実習

田中久子ゼミ■公衆栄養学研究室

楽しく食の知識を学ぼう
つるがしまの子供に向けた食事バランスゲーム

 これまでの活動では、二度に渡り、鶴ヶ島市で行っている子供の居場所づくり事業へ参加をしました。内容は、郷土料理「かてめし」を作って食べよう!や、一汁三菜の配膳の仕方と魚の焼き方の回でした。講義を行い、実際に調理、共食をするというのが料理教室の流れでした。私は料理の下準備や、調理補佐、共食、片付けなどを担当しました。以前から子供の食育に関心があり、料理をする楽しさや共食の喜びを知ってもらいたいと思うようになりました。そこで鶴ヶ島市食育の状況を調べ、鶴ヶ島市の子供に向けた食育ゲームを作成しようと考えました。現状として問題点となっていることは、野菜料理の皿数が少ないこと、家族や地域で食事をとりながらコミュニケーションを図る機会が減少していることが挙げられていました。野菜を食べる皿数は1日5皿が望ましいとされていますが、どの年代でも「1~2皿」が最も多く、特に20代では73.1%と野菜摂取量が少なくなっています。子どもの頃から食事バランスを考えられるように、楽しいゲームを作成し、情勢にもよりますが実際に子供に遊んでもらいます。そして食事バランスについて学べたかを評価してもらいたいと考えています。

 ← ゼミ別テーマ一覧に戻る