令和2年度 食文化栄養学実習

田中久子ゼミ■公衆栄養学研究室

居酒屋開いちゃいました!!
~生産者とお客様を繋ぐ橋渡し~

 私は居酒屋でアルバイトする中でお酒とお料理を通して様々なお客様とのコミュニケーションが広がることを学んだ。アルバイト先のお店のコンセプトである高知県の地方創生のお手伝いをすると共に、高知県の食材でメニュー提案をしようと考えた。また、生産者から得た情報をお客様に、お客様の評価を生産者に。と橋渡しの役割も果たそうと思った。なぜなら、生産者がお客様の評価を聞ける機会はなかなか少ないからだ。今回の実習では株式会社小島水産の小島沙綾佳さんとアルバイト先の店長に協力してもらい、ドラゴンサーモンという3月限定で出荷される養殖サーモンで行った。癖がなく脂っこくないドラゴンサーモンは色々な料理に合わせやすいものだった。しかし、作り手の店長の手間や原価30%前後でのメニュー提案はとても簡単なものではなかった。店舗でも自宅でも試作を行い、やっと販売までにたどり着いた。お客様からの美味しいという声が何よりも嬉しく、頑張ってよかったと感じた。この嬉しい気持ちを生産者の方にも伝え、また生産者の方からの喜びの声の声を聞き、嬉しくなる。嬉しいの連鎖がお客様と生産者にとってwin-winであると気づくことができた。

 ← ゼミ別テーマ一覧に戻る