令和2年度 食文化栄養学実習

竹内由紀子ゼミ■食文化研究室

子どもと給食
児童館Aのコロナ対応の実態

 当初、私の研究テーマは子どもと給食についてだったが、コロナウイルスの影響により、計画通りの研究ができなくなってしまった。そこで、私自身が以前からアルバイトスタッフとして関わっており、調査対象でもあった所沢市の児童館Aのコロナ対応についてまとめ、中間報告とすることにした。
 まず、普段の児童館は、平日は午前に乳幼児親子がきて遊んでいたり、児童館で行事などを開催する。午後は学校が終わった後の小学生を預かる。その子たち以外にも放課後遊びにくる子もいる。土日・祝日は乳幼児親子も小学生も午前・午後関係なく利用している。
 ウイルスの感染拡大により、小学校が休校になり、1日中子どもが児童館にいるので職員が多く必要になった。 4月7日の緊急事態宣言を受けて、所沢市が児童館をなるべく利用を控えるようにと要請したため、私が最後に行った4月中旬では利用者は9人まで減っていた。
 児童館Aでは、緊急事態宣言の前に全体会議で感染防止のための対策などが検討された。また、児童館の行事をすべて中止した。
 今後はこれからコロナ対策を踏まえての給食の対応や、児童館での食の提供の経緯に注目していくつもりである。

 ← ゼミ別テーマ一覧に戻る