高島美和ゼミ■英語圏文化研究室
サロンとフランス菓子
パリのサロン・ド・テで居心地の良いＢＧＭを聴きながら、美味しいお茶やお菓子を食べるのに憧れる人も多いかもしれない。私もそのうちのひとりだ。憧れているパリと幼い頃から興味がある食とピアノを組み合わせ研究していくうちに、サロン文化に興味を持ち始めた。そこでサロン・ド・テについて調べた。サロン・ド・テとは美味しいお茶とお菓子を味わいながらゆったりとした時間を過ごすのに最適な場所である。居心地を良くするために店内に、クラシックや鳥のさえずり、クジラの鳴き声などのＣＤを流しているお店もある。サロン・ド・テの原点は19世紀以降パリで始まった宮廷サロンだ。宮廷サロンで居心地の良いＢＧＭを聴きながらお茶やお菓子を飲み、会話を楽しんでいた。この時代は現代のように情報媒体が無かったため、著名人などを宮廷に招待し情報交換していた。パリのサロン・ド・テで食べられている物やサロン・ド・テを元に私が考え、実際に作り再現したサロンセットの紹介などをする。今後はカフェとサロン・ド・テの違いやサロン・ド・テについて深く研究していく予定である。またその知識を元にサロンセットを初級編と上級編に分けて提案する予定である。
