令和2年度 食文化栄養学実習

駒場千佳子ゼミ■調理学研究室

お菓子×○○×写真
古民家でそれを食べたい

 私の祖父母の家は築100年と古くいわゆる古民家だ。冬は寒く夏は暑い、コンビニだって本当に遠い。だがどこか落ち着き私は好きだ。そんなところでもしもカフェができたらと想像しそこで食べたいお菓子をこの実習で考える。祖父母は農家なので菓子には野菜を組み合わせて。最終的には田舎にあっても、人が訪れたくなる菓子を作り、魅力が伝わるように写真に収める。
 中間発表では、まず写真を撮る際にポイントとなることをまとめる。ここでは書ききれないが主に自然光・角度・皿の三点について。例えば、立体的な菓子や中を見せたいシュークリームは横から、45°が食べる人の目線で一般的な角度。真上(俯瞰)の図は上からの形がかわいい菓子やパウンドケーキ向きで、最近はインスタグラムに多い。皿で言うと、白い皿はなんでも合うがそれゆえ、皿にはあまり目がいかず背景や菓子そのものが見られる、などなど。
 またもうひとつ。野菜を使った菓子だとかぼちゃや芋栗が多い中見つけた、青じそのクッキー、ズッキーニのパウンドケーキ。その二つを今後の参考に、そしてあまり馴染みのない野菜を使う菓子はどんな味なのか、実際に作った結果を紹介する。

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