令和2年度 食文化栄養学実習

奥嶋佐知子ゼミ■調理学研究室

「いただきます!」埼玉のおいしいを食べよう
子ども料理教室

 食事を食べる前に「いただきます」ときちんと言っていますか。意味を深く考えずに言ってしまっているかもしれません。大切な意味のある言葉であるということを理解することで、食に対しての意識も大きく変わってくると思います。埼玉県では深谷ネギや川越のさつまいもだけでなく、おいしい農産物がたくさん作られています。それらを「いただきます!」と感謝の気持ちを込めて食べていれば、作る人にも感謝が伝えられると思います。
 私は子どもたちにこのことを伝えたいという思いから、料理教室があるゼミを選びました。5月の料理教室は実施されませんでしたが、買い物に行けない状況でも作りやすいという視点でメニューを考え各自で試作、レシピの作成を行いました。また、埼玉県の旬の食材を学ぶことが出来る資料も作成してレシピと共に配布し、自宅に帰った後も復習が出来る取り組みをします。料理教室を通して、生産に関わる人々への感謝の気持ちや地元の食材の知識や魅力を伝えます。そのために、初回の教室では子どもたちの地産地消への興味や関心の有無などを調べるためにアンケートを実施し、今後の活動に役立てていきます。

 ← ゼミ別テーマ一覧に戻る