令和2年度 食文化栄養学実習

衛藤久美ゼミ■国際協力学研究室

手軽にアフタヌーンティーを
~ティータイムをより華やかに~

 もとから好きな紅茶について調べる中でアフタヌーンティーに興味を持った。上品なイメージがあって手が出しにくいアフタヌーンティーを手軽なものにし、もっと多くの人に楽しさを知ってほしいと思いこのテーマにした。
 これまでに3つのことについて取り組んだ。まず1つ目は紅茶の茶葉についての文献調査である。インドの「ダージリン」、スリランカの「ウバ」、中国の「キーモン」の3つは世界三大紅茶と呼ばれていることがわかった。
 2つ目は、茶葉の量と蒸らし時間を変えて見た目と味の変化を調べる実験を行った。見た目の大きな変化は見られなかったが、味は大きく変わった。結果基準である茶葉3g、蒸らし時間3分が一番美味しく飲めることがわかった。
 3つ目は市場調査する店舗の選択を行った。都内でアフタヌーンティーが楽しめる場所を一覧表にまとめ、「定番のアフタヌーンティー」「飲料の種類が豊富」を基準に4店舗を選択した。市場調査が可能な状況になったら調査を行う予定だ。
 今後は結果をまとめ、店舗を紹介した冊子の作成を行う。手軽に楽しめるアフタヌーンティーをワークショップを通じて伝えたいと考えているが、冊子等で伝える方法も現在は検討している。

 ← ゼミ別テーマ一覧に戻る