令和2年度 食文化栄養学実習

イマドキの食品パッケージと手間なし惣菜の開発
豆腐メーカーの商品創りに必要な業務と結果のまとめ

 豆腐メーカーの三和豆水庵の仕事に携わる機会を得ました。豆腐を使用したすぐに食べられる惣菜の開発とパッケージの提案をしています。
 売り場調査をすると、多くのメーカーのたくさんの商品が販売されており、似たようなものも多く、比較的価格が安く、現代の食事情と照らし合わせても、課題が多いと考えるようになりました。商品開発として、素材としての豆腐だけでなく、料理としてすぐ食卓に並べられることに着目し、健康的で便利であることも生かした商品開発を念頭に置いています。
 パッケージについては以前から興味がありました。商品を魅力的に見せるデザインの要素が気になり、調べて提案に生かしたいと考えています。容器の形状、配色、商品名やキャッチコピーについてもまとめているところです。
 企業での活動は、昨年の工場見学に始まり、商品会議にも参加し、企画書類の提案や試作も行いました。提案した豆腐惣菜の商品化を進めていくことも決まっています。さらに新たな商品の考案や、商品名とデザインの決定などを進めて、商品化までの工程をまとめていくとともに、今後の豆腐業界のあり方へ提言ができるように理解を深めたいです。