ゼミ別 発表要旨



秋野 晃司ゼミ

山形県遊佐町における日常の食生活
★研究動機
 私の食生活について見つめなおしてみたところ、規則性がなく、食材や調理方法に対するこだわりが少ないと感じた。遊佐町には、地域別(山間地域、稲作地域、田畑地域)の違い、または規則性がみられるのか。また、山形県遊佐町で食されている日常食とはどのようなものなのかということに疑問を抱いたためである。

山形県遊佐町の行事と食文化 / 行事から見る食文化
昨年の9 月に山形県遊佐町で、フィールドワークを行いました。
▼目的と概要
 昨年の9月に山形県の最北端に位置する、海あり、山ありの町遊佐町で行ったフィールドワークにおいて、遊佐町の人々に対しインタビューや、行事食の試食会を行いました。そこでは、私が暮らしている地域の東京では馴染みのない行事や行事食があり、東京でも同様に行われている行事でも供えるものが異なることを知り、その文化の違いに興味を持ちました。
そして遊佐町で行われているさまざまな行事がどのような意味を持つのか、そこで作られ供えられる行事食は遊佐町の食文化とどのような関わりを持っているのかについて理解を深めたいと思い、今回実習のテーマに選びました。

山形県遊佐町の郷土料理について
 山形県遊佐町には春に笹巻、節句もち、夏にしそ巻、なすごんげ、秋に芋煮、どんがら汁、冬には納豆汁、黒豆ごはん、ハタハタ田楽などの郷土料理が食べられている。四季の食材に合わせて、様々な郷土料理がある。これらの郷土料理は、地域の人々が長年守り続けた料理である。



磯田 厚子ゼミ

ジブリ作品と「食」 / 他のアニメーション作品との比較
1.目的
 スタジオジブリの作品には「食」が多く登場している。その「食」はどの様な役割を持ち、物語展開にどの様に影響しているのかをジブリの世界から考察する。またその活用法はジブリ作品特有のものなのかを、他の作品と比較し調査する。

うつわの美 / 料理が映える手仕事のうつわ
うつわには、実用品や美術品、工業製品など多くの種類がある。多種多様なうつわが出回るなか、その奥にある特徴を見分けることは難しい。つくり手は何を想い、作陶に向かうのか。使い手はどのような目的で、うつわを選ぶのか。実習を通して探っていく。最終的には、毎日使ってほしい、手仕事のうつわを紹介する。

フードバンクの未来 / 思いやりと信頼関係がつくる社会
【目的】
 フードバンクは、企業や農家・個人から、まだ食べられるのに様々な理由で処分されてしまう食品(=食品ロス)を、食べることに困っている施設や人に届ける活動のことである。フードバンクは近頃メディアでも取り上げられ、少しずつ世間に認知されているが、まだ浸透しているとは言い難い。そこで、フードバンクの実態・課題などの調査を行い、今後の将来展望を考察する。

ベジ食べる!?LIFE / カラダ喜ぶ菜食のススメ
【目的】
 ベジタリアニズムは欧米やアジア諸国で食選択の一つとしてポピュラーなものである。しかし、日本での普及はまだまだというのが現状だ。そこで、ベジタリアンの" 肉を食べない食生活" に着目し、疾病予防や健康の維持増進の観点から、日本国内において菜食が食選択の一つとして受け入れられるのではないかと考えた。菜食主義の徹底やダイエットを推奨するのではなく健康的な食事スタイルの一つとして、手軽で分かりやすく、今日から始められる菜食生活を提案する。

世界の離乳食 / スパイシーな離乳食ってあるの?
< 目的>
 日本には離乳食があるが、世界の国々にもあるのだろうか。また、国によって食文化が違うように、離乳食も違うのではないか。世界の離乳食を知る事を目的に、辛い料理や唐辛子を多く摂取するスパイシーな国の離乳食について調査した。

ケバブだけじゃないトルコ料理 / 歴史から辿ってみた食材と文化
【目的】
 世界三大料理に数えられているトルコ料理。欧米圏では認知度は高いが、日本ではケバブやトルコアイス、チャイくらいしか知られていません。トルコは親日国でもあり、長い歴史と食材を通してその料理を知ってもらうことを目的としました。

ラテンアメリカ色彩手帖
 ラテンアメリカは色でできている。食べ物も服も建物もお墓も、目に入るものすべてがド派手な色の組み合わせだ。カラフルやビビットという言葉では言い表せられない、色に埋め尽くされた世界、それはまさに「色の洪水」である。そんな地球の裏側の色に焦点を当てた、まったく新しいガイドブックを作成した。



磯田 厚子・浅尾 貴子ゼミ

キレイの味方!女子向けカフェサーモンメニュー / ~外食チェーン企業での商品開発手順の実際~
 都内などでワイヤードカフェなどのカフェを経営する企業、カフェ・カンパニーが展開している新宿のルミネ1の「カフェバイザシー」のメニュー提案を行いました。女性に嬉しい美容要素を含んだ食材を使用したメニューの提案と、商品考案から販売までの手順を学ぶことを研究目的としています。
ベビーリーフをプロデュース♪ / ~新顔野菜の栄養訴求方法とHP レシピ提案の実際~
 食品メーカー「ヱスビー食品」で、ベビーリーフを使用したホームページ掲載レシピの提案を行ないました。

天然酵母パンと天然醸造醤油のマリアージュ♪ / 工場生産のメリットデメリットと開発手法の一連
【背景と目的】
 こだわりの醤油を製造する弓削多醤油株式会社からの依頼で、贈答品にもなる新しいラスクの開発を行いました。大量生産が当たり前になっている日本の食流通の仕組みの中で、素材にこだわり、手間を惜しまず誠実に製造をするメーカー2社の協力を経て、開発のプロセスを学び、発酵食材の特性を生かした菓子製造技術の研究を目的としました。

☆スーパー惣菜の新スタイル行事メニュー開発☆ / ~中食企業の開発手法と制約条件のまとめ~
 スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの惣菜コーナーで販売している、容器入り調理麺を製造する「株式会社クリタエイムデリカ」で、行事向けメニューの商品開発を行いました。

甘麹メニューで美味しく&内側からキレイに♪ / カフェ企業メニュー開発の実際と健康価値提供の方法
▼概要
 CAFÉ COMPANY 株式会社が展開する「WIRED KITCHEN 川越アトレマルヒロ店」で、発酵食品の“ 甘麹” を使った商品開発に取り組んでいます。レディスファッションフロアにあることからターゲットを20 代後半の女性に定め、美容訴求・健康訴求が期待できるようにしました。春は砂糖の代わりに甘麹を使用した「いちごの甘麹クラフティ」、夏は肉も野菜もバランス良く摂れる「グリル味噌チキンサラダ」、秋は野菜を使用した「紫芋とレンコンのモンブランプリン」を開発しました。さらにアルバイトとしても働き、オペレーションなどを学びながら商品を改良しました。

和カフェ風☆ごちそう葉酸御膳のメニュー開発 / さかど和食店販売プロセスとお客様アンケートについて
坂戸市にある和食店「あおき」に向けて、四季の葉酸御膳提案を行ってきました。
【目的】
 さかど葉酸プロジェクトの一環として、葉酸を取り入れた御膳の考案から提案、販売までの一連の流れの中で商品開発の手順について実際に学ぶこととしました。また、伝統的和食の中に新しい要素を取り入れ、若い客層を取り込む手法についても研究しました。

カフェできちんとランチ&モーニング♪ / ~外食企業の女性向けメニュー開発の実際について~
■目的:外食チェーン店「カフェ&バープロント」への女性向けパスタとモーニングメニューの提案を行い、商品に健康という付加価値をつけるための工夫や、企業における商品開発業務の実際をまとめることを目的としました。ターゲットは健康・美容に気を付けている独身女性会社員と設定し、パスタのコンセプトは「野菜のごちそうパスタ」、モーニングのコンセプトは「お手軽ビューティーモーニング」としました。環境分析(市場調査)、課題と理想の抽出、ターゲット・コンセプトの設定した後、本社でのプレゼンテーション、打ち合わせや試作、原価や味の調整を行い、販売に至る商品開発の流れを学びました。



磯田 厚子・駒場 千佳子ゼミ

おうちでおもてなし! / 家庭で出来る皿盛りデザートの提案
 私は、3年次に学園内留学制度を使って香川調理製菓専門学校の製菓科で1年間勉強した。さまざまな授業の中で、私が最も興味を持ったのが、皿盛りデザートの授業だった。テイクアウトが主なケーキ屋さんでは売ることのできないような、繊細なデザインや、お皿までもがケーキをよりおいしそうに見せる1つの要素として使われている点などにとても興味を惹かれた。
 もし、この素敵な皿盛りデザートが、お店だけでなく自分の家で、自分の手で作れたら、大事な人の誕生日や大切な記念日に、気持ちが伝わる素敵なおもてなしができるのではないかと思い、家庭で作れる皿盛りデザートのレシピを提案した。

スイーツギフト / 手作りスイーツをあげたい
▽きっかけ・目的
 大学生活において友人たちを見ていると、クリスマスなどのイベントの時には、スイーツを手作りしお互い交換しあっているが、日常においては市販されているものを利用していることが多いと感じた。学園内留学制度を利用し、製菓科で学んだことを生かして、どのようなレシピであれば作ろうと思ってもらえるか、どのようなレシピなら伝わりやすいかを考えていく。
 また、この研究を通して、手作りスイーツの魅力を知ってもらい、実際に作ることにチャレンジしてもらいたい。また、それをギフトとして活用してもらいたいと考える。

ワイン×スイーツ
 みなさんはワインに対して「渋い」や「アルコールが強い」というイメージがないだろうか?そんなイメージを覆し、ワインの魅力をより引き出す組み合わせがある。それが「ワイン×スイーツ」である。定番のフレンチやイタリアンではなく、あえてスイーツと組み合わせることによって、私と同世代の女の子の心を鷲掴みできるようなものを提案していきたい。また、大学3 年次に製菓科へ学園内留学した経験を生かし、誰でも気軽に作りたくなるようなスイーツを追求し、ワインにもきちんとこだわりを持って、選びたいと考えている。

おうちで簡単野菜スイーツ
 大学で学んだ野菜の大切さと専門学校で学んだ製菓の技術を生かし、両方を取り入れた野菜スイーツを提案していくことにした。しかし、こういったスイーツで野菜摂取できるわけではないので、提案するスイーツで今よりももっと、野菜に意識を向けるきっかけになってもらえるようになるといいと思う。提案するスイーツは家で簡単に作ることができるものを考えることにした。簡単なことにより、実際にいろいろな人に実践してもらえると思い、なるべく手軽に誰でも挑戦できるものを提案する。

気持ちを伝える行事食
▼きっかけと目的
 特別な時に食べている行事食、そこには昔の人々の思いが詰まっている。しかし現代に生きる私たちは、行事食にどのような思いが込められているのか知る機会はあまりない。また、家で作ったりすることが少なくなってきているため作り方や使う食材にアレンジを加え、行事食に込められた意味を伝えたいと思った。また、一人暮らしの人は実家で暮らしている人よりも、どうしてもなじみは薄くなってしまう行事食の伝統的な作り方だけでなく、昔の人たちの思いも伝えられるような行事食のアレンジレシピを作成する。

椀盛の魅力
◆きっかけ・目的
 私は、学園内留学制度を利用して、調理師科で学び、日本料理の季節の趣のある美しさや、繊細さに感動した。中でも椀盛は、懐石料理のいちばんの山場として扱われる、椀種、青味、あしらいとだしのはいった料理だ。日本料理の華ともいわれる椀盛に、多くの人に興味を持ってもらいたい。さらに、日々の食卓で、少しだけ手間をかけることで、手軽に華やかな椀盛を作ってもらいたいと考え、レシピを提案した。  



奥嶋 佐知子ゼミ

こどもたちとenjoy クッキング! / ~目指せ!リトルシェフ!~
 子供料理教室に携わって約1 年が経ち、子供たちのたくさんの笑顔をみてきた。「たのしい!」「おいしい!」「できた!」「みてみて!」「もっとやりたい!」そんな嬉しい言葉をたくさん聞くことが出来た。「これ子供たちが喜びそう」と、料理やアイデアのことを日頃から頭の隅に置き、日々刺激を受けてきた。「子供料理教室」は、私の大学生活の集大成である。

一人で包丁使えるもん! / ~目指せ!リトルシェフ!~
★研究動機・目的★
 ゼミでは月に2 回、市内の小学生を対象とした子供料理教室の運営を行っています。昨年の9 月から子供料理教室に携わり子供たちの調理をしているところを見て、料理教室に参加しているのに一度も包丁に触れない子供がいることに気がつきました。これは私自身の幼いころの経験から「経験したことのないこと」特に包丁を使う作業に対して消極的になっているのではないかと感じました。そこで今年度の料理教室では「包丁の使い方・切り方」に着目して運営を行うことにしました。「子供たち全員が包丁を使う時間」を作り、包丁の持ち方から野菜の切り方まで1 人1 人に教え子供自身が“ できる! ” という達成感を感じることにより、今まで切ることに対して消極的になっていた子供が積極的に取り組めるきっかけづくりに繋げたいと思っています。

ごはんのひみつ / ~目指せ!リトルシェフ!~
 料理の楽しさを子供たちに伝え、興味を持ってもらいたい、そして家でも料理をやってほしいという思いから、子供料理教室で、調理を科学的な視点で捉えることでわかる「ごはんのひみつ」をテーマとしました。子供たちが楽しいと思ってくれるにはどうしたらよいかに重点を置き、実習をする料理に沿った実験を毎月取り入れ、料理教室を運営してきました。

目にもおいしいごはん / ~目指せ!リトルシェフ!~
 私たち奥嶋ゼミは、坂戸市内の小学生を対象にした料理教室を運営しています。料理教室で子ども達と触れ合っていくうちに、子ども達は料理の見た目にはあまりこだわっていない様子もうかがえました。最後の盛り付けまでこだわるものが料理だと思うので、子供たちには作る楽しさと同時に料理の見た目の大切さを知ってほしいと感じたのです。そして自分で作り上げた料理に愛着を持ってもらうためにどうしたら作る楽しさ、見た目の大切さが伝わるのか考えました。

もりもり食べよう朝ごはん! / ~目指せ!リトルシェフ!~
●目的●
 皆さんは毎日きちんと朝食をとっているでしょうか。子供の頃欠かさず食べていたでしょうか。私は子供の頃しっかりとした朝食をとることが少なく、大学で食と健康について学んでから、朝食を食べることの大切さを理解しました。そこで、食に興味を持って料理教室に参加してくれている子供たちには、今のうちに朝食を食べることの大切さを理解してほしいと思いました。栄養バランスのよい朝食を知ってもらい、大人になってからの食生活に少しでも良い影響が出てくれたらいいと考え、このテーマを設定しました。

ものがたり再現料理 / ~目指せ!リトルシェフ!~
■動機・目的
 人と触れ合いながら4 年間大学で学んできたことを活かし、子供たちに伝えたいという思いから、奥嶋ゼミを選び、月に二回児童館にて小学生を対象とした子供料理教室の運営を行ってきました。

男性料理教室 / ~野菜を無駄なく使う・旬の食材を使う~
 私は「料理することの楽しさを人に伝えたい」と思いこの奥嶋ゼミに入りました。そして、奥嶋ゼミでは月に一度、池袋にある勤労福祉会館で中高年男性を対象に料理教室を行っています。旬の食材を使った料理を作ることで、食材から季節を感じることができるとともに、作った料理を家族や仲間と一緒に食べる楽しさを感じてもらいたいと考え、料理教室では受講者に「料理することの楽しさ」が伝わるように努力してきました。



高城 孝助ゼミ

トキメキ!ギフト! / ~大切な人へ最高のおいしいを~
 みなさんは一目で心ときめく贈り物をしたことはありますか?「おいしさは見た目で9 割決まる」という言葉があるように、第一印象がおいしさと感動をもたらしてくれます。ケーキや焼き菓子をお店で選ぶときのドキドキやワクワク、そしてそれを持ち帰るためのラッピングのトキメキ。いつものシンプルなお菓子やラッピングをちょっとした工夫で華やかにするだけでなく、そこに相手を想う心を込められるトキメキギフトを研究してきました!前回の発表では贈り物は動機と習慣行事から贈り物をしようという行動へつながり、それに加えて贈り物に込められた意味とマナー、そして最も重要な相手を心から想う気持ち。これらがすべてそろったとき、相手へ最高の贈り物をすることができることを導き出しました。これを形にしていくにはどうすればいいのでしょうか。

抹茶ごはんのレシピ提案 / 抹茶を主食として食べるおいしさとは?
 最近では「抹茶味」の和菓子や洋菓子、飲料などの商品を見かけることが多いと感じませんか?コンビニやスーパーでは、抹茶スイーツやデザートとしては圧倒的な人気となっていますが、主食としての抹茶の利用はあまり知られていないのではないでしょうか。そこで私は抹茶と主食を組み合わせた抹茶ごはんに着目しました。新しい形でのご飯の利用方法を考え、抹茶を主食として食べるおいしさや楽しさ等を考慮したレシピを提案したいと思います。

卸売市場でレシピ提案 / 農作物を美味しく食べよう!
 みなさんは卸売市場を利用したことはありますか?卸売市場では新鮮な野菜、果物、魚介、肉類など、多種多様な商品を一般の消費者も買うことが出来るところもあります。今回は、埼玉川越総合地方卸売市場の中に併設する女子栄養大学の食育ショップで、野菜や果物を使用したメニューの提案、市場での試食を行いました。

道の駅で栃木をアピール! / ~道の駅ってどんなところ?~
▽研究動機
 最近、メディアや雑誌で道の駅が全国に広がっているという話を耳にする機会が多くあり、私自身も興味を持つようになりました。道の駅はお客さんを呼び込むために様々な工夫をしており、土地によってそれぞれ特色が異なっていて、各所で比較がしやすく、見どころがたくさんあります。そこで今回の機会を生かし、なぜ道の駅に注目が集まっているのか、場所によってどのような違いがあり、何が魅力なのか、地元である栃木県を中心としてこのテーマで研究することにしました。
セレクトショップ×カフェ / カフェから発信するモノの魅力
 お洒落なカフェで使われている食器やインテリア。可愛くて自分も家で同じ雑貨を使ってみたい。しかし、欲しいと思っても、どこに売っているのか分からない。そんな切ない経験をしたことはありませんか?

旬の野菜でカンタンごはん / ~川越卸売市場でのレシピ考案・試食~
・目的
 川越卸売市場と栄大の提携事業として「食育ショップ」が展開されています。私は、このプロジェクトに参加し、どんな野菜がいつ頃の旬の物で、どんな風に調理することで美味しさを存分に味わえるのかを知っていただき、また、実際に調理していただきやすくするために家庭でも作りやすいようなメニュー作りを目指し、その月が旬の野菜を主役としたメニュー考案・試食を月1 回ずつの計3 回行なってきました。また、参加された市民の方々を対象にアンケートを実施、今回扱った野菜の詳細を調べ、他にもお勧めしたい旬の野菜と調理法の紹介など、これらをまとめて発表することを目的としました。

料理漫画で「ケとハレ」の日 / 漫画の世界を日常に!
◆料理漫画との出会い
 私が料理漫画に出会ったのは小学生の時、父の影響でした。この料理漫画との出会が私の人生に大きな影響を与えました。料理漫画に登場する料理の達人に魅せられ、「こんな料理を作る人になりたい」と思い、料理人になることを目指し料理の勉強をするようになりました。

万能なお豆について / お豆を食べて綺麗になろう!
 美容・健康に良いと言われるお豆!「お豆って美味しいの…」「お豆を食べるとどんな効果があるの…」こんな風に思っている方、必見!家業が創業80 年と続く煮豆屋の娘がご提案させていただきます。若者の豆離れをなくしたい、もっと多くの方にお豆の良さを知ってほしいと思い、女子大生の観点からいろんなことを考えてみました。
 第一回では、お豆の種類、それぞれの特徴や効能、調理の仕方や世界と日本での食べ方の違い、歴史などを調べ発表しました。

高齢社会における中食産業
 日本の総人口は2005 年をピークに減少し続けており、2014 年9 月15 日現在で1 億2707 万人となっています。こうした中で、日本の65 歳以上の高齢者人口は、3000 万人を突破しており、2014 年9 月15 日時点で過去最多の3296 万人となっています。総人口に占める65 歳以上の人口比率(高齢化率)は25.9%となり、高齢者人口、高齢化率共に過去最高となりました。65 歳以上の高齢者人口は、昨年より111 万人増加し、男性1421 万人、女性は1875 万人となりました。団塊の世代(1947 年~ 1949 年生まれの人々)が今年中には全て65 歳以上となります。75 歳以上の後期高齢者は8人1人となり、高齢化が進展していることが明らかです。今後の日本はさらに高齢社会が急速に進み、65 歳以上の高齢者の割合は2024 年に30%を突破し、35 年には33.4%になると予測されています。

サプライズ料理計画 / ~ひと手間加えて感動を創造~
▼研究動機
 サプライズは誰もがされたら嬉しいですよね。誕生日やイベントなどでサプライズはよくあることだけれど、そこにちょっとしたひと手間を加えて更に喜んでもらいたい、ただのケーキをもらうより何かおもしろいことが加えられていたら嬉しいだろうと考えました。
 ありきたりなものにちょっとした“ スパイス” を加えることで心に残るサプライズを与えられたらと思い、それを発表し皆さんにも何かサプライズを起こすきっかけになったらと考えこのテーマに決定しました。

秘められた花の魅力を探る / ~花の薬効~
★研究動機★
 花には鑑賞用だけではない様々な魅力があり、現在、「フラワーテラピー」という形で人々の心身を癒す治療にも利用されています。花の種類によってどのような効果を人々に与えることができるのかについて関心を持ちました。そこで、まず、誰が、いつ、どのように花の薬効を発見したのかというところから調べていきたいと思いました。また、花は食卓の飾りとして使われているのはよく目にしますが、「エディブルフラワー」という、食用の花としての利用も見られます。「フラワーレメディー」と「エディブルフラワー」の両方を使用した人々の心を癒すことのできるメニューの提案をしていきたいと思います。つまり、見るだけではなく、食べる、治すという観点から花を捉えるのが、私の研究の目的です。

アイスクリームの過去・現在・未来 / ~アイスクリームの新しい食べ方を考える~
◆研究の動機・目的
 今や季節を問わず、一年中食べられているアイスクリーム。日本では、横浜で初めて作られました。文明開化の波に乗り、現在までに味・食感など様々な発展を遂げています。しかし、アイスクリームにはデザートとしての用途が主流で、食文化の幅が狭いと感じました。そこで、アイスクリームならではの特性(口どけ・温度等)を活かし、もっとアイスクリームの楽しみ方を広げたいと思いました。 実習では、日本と海外におけるアイスクリームの歴史、海外のアイスクリーム文化、日本のアイスクリーム市場を調査しました。この調査結果をもとに、既成の枠や概念にとらわれないアイスクリームの新たな食べ方・楽しみ方を提案したいと思います。

チーズで綺麗になろう♡ / ~チーズの変わったレシピ~
 皆さん、チーズは、好きですか?私は、大好きです!!!そこで、自分自身チーズについてもっと詳しく知りたいと思ったこと、さらに、もっと多くの人に知ってもらいたい、もっとたくさん食べてもらいたいという思いからこのテーマにしました。

カラダの内側からキレイ女子!
⇒ 研究目的
 女性の2 人に1 人は便秘あるいは便秘気味であると言われています。私も便秘に悩まされている1 人です。あなたは便秘を食事で改善できたらいいな…と思いませんか?便秘はお腹が張っている、苦しいというだけでなく、肩こり・肌荒れ・むくみなど、カラダに様々な悪影響を及ぼします。これらのトラブルには腸が大きく関わっています。腸は「美の要」とも言える大切な部分です。私は同じ悩みを持つ女性に“ 食事で便秘が解消できる” ということを知ってもらいたいです。女性は誰でも《 キレイになりたい!》と思っているでしょう。そんなあなた!便秘と一番関係の深い腸内環境を整えることで、便秘解消だけでなく美肌☆アンチエイジング☆美ボディづくりを目指し、カラダの内側からキレイになりましょう!!!

川越卸売市場でレシピ提案 / ~旬の食材を使って手軽レシピ~
■川越総合地方卸売市場とは■
 埼玉川越総合地方卸売市場は、県南西部9 市町の流通圏域に生鮮食品の安定的供給を目指し設立されました。周辺には国道16 号が走り、また関越自動車川越インターにも近いなど、交通至便な立地環境にある市場です。毎週土曜日の午前9時から正午には「鮮度いちばん!お客様感謝市」を開催しており、卸売市場ならではの商品を一般のお客様に提供しています。(売り切れ次第終了)

ラテアートの魅力 / ~ラテアートで幸せな気分に~
◆研究動機
 アルバイト先のカフェで、ラテアートをしたものをお客様に提供したとき、すごく喜んでいただいたという体験をしました。そこで、例えば、誕生日のときや感謝の気持ちなど、メッセージを書いたものを家族や友人に提供したら、私の相手を思う気持ちがもっと伝わって喜んでもらえるのではないか、と思いました。そこで、ラテアートに関する専門知識を広げ、技術を磨き、「ラテアートを通して誰かを幸せな気分にさせる」をテーマに研究していこうと考えました。

Ayur vindati iti Ayurvedah / ─ アーユルヴェーダで見つける真の幸福─
∞ Ayurveda とは∞
 アーユルヴェーダとは、チベット医学や古代ギリシャ医学にも影響を与えた約5000 年もの歴史を持つインドの伝統伝承医学プログラムの一つです。具体的にはアーユルヴェーダの専門的な知識を学ぶ大学を卒業した医師による、個人に合わせた治療法(食事療法・運動療法・身体的療法)の提案やハーブ薬の処方が主なプログラム内容となります。
 サンスクリット語で書かれた定義に、Ayur vindati iti ayurvedah「生命を見出す。これがアーユルヴェーダ」と書かれているように、与えられた寿命を最大限に生かし、自分自身をよく知ることで本来の自分らしく幸せに生きていくということがアーユルヴェーダの真の目的になります。

フェアトレードチョコレート / フェアトレードチョコレートで世界を笑顔に
 今やどこにでも売られていて子供から大人まで大好きな「チョコレート」。私たちが普段笑顔で食べているチョコレートの裏側には、カカオ原産国の貧困に苦しむ人々の姿があります。チョコレートの原料であるカカオを収穫する為に、生産者は低賃金な上に非常に過酷な労働を強いられているのです。そんな生産者の現状を変えようと出来たのが「フェアトレード=公正取引」。これは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い生産者の生活改善と自立を目指す運動です。そこで私は、消費者として生産者の現状を知り、両者をつなぐきっかけの考案をしたいと思います。

TPP ってなに? / ~ TPP が日本に与える影響について~
■目的
 TPP(環太平洋経済連携協定)について、学生の皆さんにもっと知ってもらうことが目的です。TPP がもし可決されれば、私達の生活はこれから大きく変わっていくことになるでしょう。日本は、昨年の7 月にTPP 交渉に参加し、各国との交渉を行なってきました。しかし、日米間での交渉が難航しており、未だに決着が見られていません。交渉は政治上のかけ引きもあるため、強い秘密主義が課せられており、TPP の全体像を正確に語れる人はいないとまで言われています。大変に難しいテーマではありますが、TPP というとてつもなく大きな問題を学生にも関心をもってもらうことを目的に取り組みました。

手作りお菓子キットでクリスマスケーキを作ろう! / 初心者でも楽しめるお菓子作り
 私は、お菓子作りが好きですが、友達たちからは、作ってみたいけど勇気がでない、作ってみたけど失敗したという声をよく聞きます。
 日本の近年のお菓子業界の現状と動向は、国内での停滞感が続いており、プライベートブランド商品の普及により収益力低下も懸念されています。お菓子業界の過去の推移を見ると、平成21 年には減少し、平成24 年まで横ばい傾向になっています。近年の主要菓子メーカーの売上高も横ばいを記録しており、停滞感の強い印象となっています。一方で、小売りチェーンの手掛けるプライベートブランドが急速に普及し、収ナショナルブランドが振るわない傾向に。収益力の低下も懸念されています。このように、お菓子の市場が停滞していることがわかっています。大量生産のお菓子は気軽に食べられるものが多いため、このようなお菓子も必要だが現在価値志向の顧客が多いため、何か付加価値をつけるべきではないかと考えます。そこで、私は手作りのお菓子キットを提案しようと考えました。

一生キレイでいるために / エイジレスな女性を目指す☆
★研究のきっかけ★
 もともと美容についてのことにはとても興味をもっており、食事と美容をつなげることができたらいな、と思っていました。せっかく栄養学を学んでいるのだから普段の食事などを意識して、身体の中から綺麗になる方法を追求していきたいと思いました。また、自分自身が20 歳を過ぎて10 代のころとは違うな、と思うことが増えてきたので、この研究をきっかけにして自分自身の食生活も見直すきっかけにしたいと思いました。



高島 美和ゼミ

香りを通して心を癒すスイーツ
 私はハーブティーを通してハーブや柑橘類の香りにはさまざま効能があることを知りました。薬を使わずに症状を和らげたり、気持ちを高めたり、人の心を癒す力があるという魅力に惹かれました。現在、自分でハーブティーを入れて飲み、香りを楽しむ機会はあまりないでしょう。そのため、気軽にハーブや柑橘類の自然の香りを味わい、楽しめる機会を増やしたいと考え、簡単に作ることができるお菓子とハーブや柑橘類の香りを組み合わせて「香るスイーツ」を提案します。

民家カフェガイドブック / 外国人観光客に向けて
 和食の世界無形文化遺産認定、日本を訪れる外国人観光客の増加、さらに2020年東京オリンピックの開催地決定のニュースなどから、今後さらなる増加が予測される外国人観光客をターゲットに、旅行の有益な情報を提供できないかと考えました。 >
ハーブで彩る食卓
 今はスーパーにも手軽にハーブは手に入れられますし、ハーブティー専門店などもありますが、日常でハーブを使う機会はそんなにはないのではないでしょうか。 私はこの実習以前はパスタやスープの彩りや香りづけにバジルやパセリ、カレーを作る際にローリエを使用する程度でしか使うことがありませんでした。それは、私の中でのハーブは「身近なようで身近ではないもの」だったからです。しかし、知人の農家からローズマリーと大量のバジルを頂き、その使い道に困っていた時にふと図書館で見たハーブの料理本を読んだことで「ハーブをもっと知りたい!」と思い、実習のテーマにすることにしました。

フェアトレード商品の魅力
 初めてフェアトレード商品に出会ったのは、ちょうど2年前でした。個性的で暖かみのある手書き風のパッケージに包まれたチョコレートに惹かれ、手に取ってみると、“Fair Trade” と記載されてありました。それが、私のフェアトレード商品との出会いでした。

アメリカの給食
■目的: 現在、年齢や地域を問わず様々な食に関する問題がある。共通している取り組みは、学校給食である。この研究では、様々な人種が集まり、食に関する問題が深刻なアメリカの学校給食を取り上げた。前回は、Let’s move を中心としたアメリカの食育の取り組みを研究した。そして今回は、より具体的に給食の取り組みについて調べた。アメリカの学校給食を地域ごとに調べ、給食の課題をアメリカと日本給食の良さを活かして提案する。

断面から見る美味しさ
 私は、ケーキがあまり得意では有りません。しかし、ケーキの断面は、表面からはわからないクリームの層や生地の感触などが見られるので、私にはとても魅力的に感じました。そこで、世界のケーキを調べれば自分の好みのケーキがあるのではと考え、各国のケーキを調べるようになりました。そこで、前期はケーキの歴史、時代ごとに食べられていたケーキを再現し、断面図より解説しました。昔はスポンジケーキが主流ではなかったこと。中身は木の実やドライフルーツや多かったこと、味はスパイスが効いていて甘さだけではなかったことなどがわかりました。



高橋 勝美ゼミ

かんぴょうが“ 結ぶ” 食と栃木
 栃木県はかんぴょうの全国生産量98%を占め、300 年以上の長い歴史を持つ。 かんぴょうは夕顔というウリ科の実から作られる。収穫した夕顔の実を細くリボン状に剥き真夏の太陽の下で干しあげてできる。

 昔は当たり前のように各家庭で行われていたかんぴょう作りが今はすっかり廃れてしまった。細く剥かれた夕顔の白いカーテンが風に揺れる夏の光景が消えてしまったのである。これは実に残念な事だ。かんぴょうは昆布巻き、餅巾着に使用され「結べる」食品として唯一無二の存在でありながら家庭での利用頻度は少なく調理法もあまり知られていない。保存性が高く、それ自体に癖がないためどんな料理にもしっくりとくる。食物繊維を豊富に含むことから健康食品としての価値も高い。「かんぴょう県」栃木の歴史や取り組みの調査、かんぴょうの特徴を活かした料理の考案を通してまだ知られていない新しい魅力を引き出し、かんぴょうの価値向上を目指す。

うどんの魅力を探る / ~うどんでめぐる都道府県~
 うどんは、小麦粉を塩水で練ってつくられる。比較的安価で腹持ちがよく、消化にも良い。暑い夏には冷たいサラダうどん、寒い冬には身体の芯から暖まる鍋焼きうどんなど、同じ麺でも様々な楽しみ方ができるのが魅力のひとつといえるだろう。 うどんの原型と言われている「唐菓子」は、奈良時代に中国から伝来した。室町時代に形や食感ともに変化を遂げ現在のうどんの形となり、江戸時代になってから庶民の生活にも浸透するようになった。以来400 年以上もの間、私たちの食生活の中で親しまれている食べ物である。
 私は、大好きなうどんをテーマとして取り上げ新たな楽しみ方はないか探った。うどん好きな人にもそうでない人にも魅力あるメニューを提案したいと思う。

寒天を楽しむ!
 寒天は、心太を凍結・乾燥したものである。原料となるのは、海藻の天草だ。厳密には、テングサ属のマクサという海藻が一般的である。寒天の種類には角寒天、細寒天、粉寒天の三種類があり、用途に応じて使い分けることが出来る。同じテングサ類のなかでも、心太のように固めた時の口当たりはそれぞれ異なる。柔らかいものから固いものまで、海藻の性質によって様々である。

凍り豆腐の可能性
 噛んだ瞬間、甘めの出汁がじゅわーと口の中に広がる。私はそんな凍り豆腐の含め煮が大好きだ。しかしスポンジのような食感や独特の風味を嫌う人も多く、あまり食べている人を見かけたことがない。凍り豆腐というと含め煮の印象が強いが、他にも利用法があることを知ってほしい。

豆腐と油 / 新たな調理法の確立
●豆腐と油の関わり●
 豆腐発祥の地は諸説あるが中国とされている。その起源は紀元前2世紀前漢の劉安の創作にあるという説である。
 日本に豆腐が記録として最初に登場したのは寿永2 年、神主の日記に「唐符」という文字である。それが最初の記録といわれている。
 豆腐が庶民に親しまれるようになったのは江戸時代である。『豆腐百珍』という料理本がきっかけである。しかし、調理法としては焼く・煮る・揚げるなどありますが、油を使ったものは田楽や油揚げとうふ、霰とうふといった、揚げるという方法がほとんどであった。現在、豆腐と油を使った加工品は、厚揚げ、がんもどき、油揚げなど様々あるが、揚げるといった調理法が一般的である。

魚介すり身の魅力を感じよう
 私の大好物はちくわやかまぼこ、さつま揚げだ。それらは魚介すり身から作られている。私には他にない食感と匂いがたまらないが、それを嫌う人も多い。スーパーではコーナーが小さく、カフェやレストランなどではあまり取り扱われていない。季節ものとも言われる。そこで私は親しみやすい料理に魚介すり身を使い、食感や匂いを変えることで食材としての可能性を広げたい。

酒粕に親しみを! / ~酒粕を食べよう~
●酒粕とは
 日本酒の製造過程には、発酵終了後に「もろみ」をしぼる上槽または圧搾(あっさく)という工程がある。ここで搾り出された液体が清酒で、残った白い固形の物質を「酒粕」と言う。酒粕の主な成分はたんぱく質、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、パントテンサンで、豊富な栄養素が含まれていることがわかる。
 また、酒粕は糖尿病, 高血圧, 骨粗鬆症, 脳梗塞, 心筋梗塞, 動脈硬化などの予防に効果があるとして期待されている。
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愛すべきねぎとにんにく / においを楽しむ
 にんにくを食べていた時、おいしくていいにおいなのにくさいと感じたのが研究のきっかけである。人は、” におい” を感じながら食事を味わっている。私は、ねぎとにんにくの強烈なあのにおいが、調理によって、おいしい、いいにおいに感じる瞬間が好きだ。あのにおいは食べる前から、その場にいる人達の食欲をそそる。鼻にすっと入り込み、空腹の状態をさらに加速させる。口に入れれば、今度は口の中からに鼻の方へとにおいが抜けて、料理のおいしさが広がっていく。しかし、その一方でねぎとにんにくは独特なにおいゆえ、嫌がられる瞬間が存在する。 接客の仕事をしている時、フォーマルなシーンがある時、どうしても” 周り” に対するにおいの配慮から、ねぎとにんにくを避けるのである。なぜなら人は、においを気にしながら生活しているからだ。そのため、食べた後もにおいが強烈なねぎとにんにくが嫌厭されるのは仕方がないことかもしれない。しかし、それでも多くの人に愛されるねぎとにんにくの魅力は揺るぎないものである。



田中 久子ゼミ

“ 鶴ヶ島サフラン” の価値
◆サフランとは
 紫色の花が特徴的なアヤメ科クロッカス属の多年性球根植物のことをいいます。その雌しべ部分を乾燥させたものが着色料や薬として利用されており、料理ではスペインのパエリアなどが有名です。原産地は地中海沿岸地方及びヒマラヤ地方であり、国内では大分県竹田市以外、ほとんど栽培されていません。



根岸 由紀子ゼミ

焼き芋ジャム / ~さつま芋をいつまでもおいしく~
 肌寒い季節になってくると、あたたかいほくほくとした焼き芋が食べたくなる人は多いのではないでしょうか?しかし、食べきれなくて次の日にまた食べてみたらなんだか固くてあんまり美味しくない。「買ったばかりのときはあんなに美味しかったのに!」というような経験はありませんか?
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サツマイモで“ 女性のお悩み” 解決☆ / ~焼き芋を利用した料理提案~
◆目的◆
 女性の多くが抱えている、“ 便秘” のお悩み。あなたは大丈夫ですか?
私も便秘で悩んでいるうちの一人です。この実習を通して、“ 便秘” の悩みとしっかり向き合い、改善したいと思います。その改善方法として“ サツマイモ” を利用します。サツマイモには、便秘改善に効果のある優秀な栄養素がたくさん含まれています。そんなサツマイモのことを理解してもらい、サツマイモをより多くの人に食べてもらうことでサツマイモの力を知ってもらうとともに、健康的な食事を推奨します。便秘を改善することで、心のストレスと体のむくみも一緒に解消して、さらには女性に嬉しい健康で綺麗なお肌も手に入れちゃいましょう♪

ヤーコン☆ダイエット / ~ヤーコンを使ったヘルシーレシピ~
 みなさんはヤーコンを調理したことがありますか?ヤーコンはとても応用の幅が広く、どんな調理法でも調理することができます。今回の発表では、ヤーコンの調理性の高さや、現代の若年女性に多くみられるヘルシー志向に注目し、ヤーコンのヘルシーさを追求した調理方法を提案します。

我愛包子! / ~新たな包子開発と提案~
 包子とは、中国点心の一つで発酵させた小麦粉の生地で餡をくるんで蒸したものを言います。中に包む餡の種類は豚肉、海鮮、あんこ、ゴマなど色々あり、小龍包も包子の一種に含まれます。ちなみに、日本では肉まん、あんまん、中華まんと呼ばれてコンビニエンスストアなどでよく親しまれています。

竹粉を食卓へ / ~竹粉を使ったレシピ提案~
 みなさんは「竹粉」というものを知っていますか?
 簡単にいうと、竹をそのまま粉末状にしたものです。これは現在問題になっている孟宗竹などの竹林の管理のため、伐採した竹の処理法として考えられました。今までは、土の中に混ぜたり、土表面にまいたりすることで土の中の乳酸菌を増やし、肥料や堆肥の分解が促進され、農作物が栄養分を吸収しやすくなることから、土壌改良材としての利用や、家畜のエサや農業などにしか使われていなかったのです。さらに乳酸発酵をさせて、風味を加味したものがあります。そこから竹粉の活用の場を広げ、私たちの食生活に取り入れることを考えました。

チーズケーキらぶ! / シンプルなチーズケーキを” シンデレラ” に大変身!
 カフェやケーキ屋さんに行くとおしゃれで鮮やかなケーキがたくさんありますね。しかしよく見てみると、チーズケーキはほとんどシンプルなデザインではないでしょうか。私は味がすごく素敵なのに、見た目が地味でもったいないと思いました。チーズケーキが大好きな思いを込めて、去年専門学校の製菓科で学んだことを活かし、チーズケーキの外見をもっと綺麗に、バリエーションをもっと豊かにしたいと考え、このテーマに決めました。

ブレンド味噌 / 新しい味噌の食べ方
■味噌は身近な健康調味料
 味噌汁は塩分が高いという理由や、1 人分を作るのは面倒という理由により、毎日味噌汁を飲む家庭は少なくなってきました。しかし、味噌は大豆の発酵食品であり、様々な病気や老化の要因とされる活性酸素を除去する働きがあるのです!こんなに健康に良い調味料を味噌汁とレパートリーの少ないおかずにしておくのはもったいないと思い、和食だけではない味噌の使い方を考えたいと思いました。



平口 嘉典ゼミ

農村のおかあさんが地域社会に果たす役割 / ~女性グループの活動意義と今後~
【実習背景】
 全国の農村女性起業数はここ数年増加傾向にあるが、内訳を見ると個別経営が増加する一方で、グループ経営は近年減少傾向にある。その理由は、主として構成員の高齢化が挙げられる。



平田 久ゼミ

現在の犬用食品 / ~ドッグフードから手作り食まで~
 皆さんは犬の食事が人間の食事に近づいていっていることをご存知ですか。右ページに示したのがその一例です。さてこの写真を見てどちらが犬の食事かわかりますか。このように見た目の違いと言えば皿、材料、材料自体の量程度であるくらい犬の食事事情は変わってきています。犬に与える食事なはずが私たちにとっても食欲をそそるような見栄えとなっています。とはいえいざ自分が日々愛犬の為に調理し与えるとなると少し手間に感じてしまうのではないでしょうか。



平野 覚堂ゼミ

ぬくもりスープ / ─シチュエーションに溶け込む一皿─
 世の中には、おいしいご飯や珍しい食べ物がありふれています。しかし、それらは身体の栄養を満たすことはできますが、心まで満たしきれているのでしょうか。  スープを食べると、心がほっとします。そのほっとするキモチと、心が満たされていく感覚は、似ています。子供からお年寄り、国籍や時間帯を問わず食べることのできるスープは、人の心にすっと入り込み、心までも温めてくれるでしょう。

贈るカタチ / ─心をつつむラッピング─
 「贈る」という行為には、感謝や祝福、愛情などの「気持ち」を形にする、「気持ち」を表現する、という意味合いがある。古来より日本人はその意味合いを「包む」ことで示してきた。贈り物を「包む」習慣は現代まで続いており、友人への誕生日プレゼント、祖母からもらったお年玉、母からの仕送りに入っていた野菜など、普段の何気ない贈り物に、この習慣は欠かせない。しかし、現状として「包む」という行為は形骸化し、本来伝えるべきである「気持ち」の部分が疎かになってしまっているように思う。日本の贈り物にとって欠かせない「包む」ことを見直し、現代に合わせて取り入れ、贈り手から貰い手にきちんと「気持ち」を伝えるためのラッピングを考案した。

暮らしにとけこむオノマトペ / ─わくわく、もぐもぐ、いただきます─
 「卵かけごはんを食べながらコーラを飲んでいる女子高校生が『卵で口がまったりしたところをシュワ―とコーラが流れていく。これがおいしい!』と言っているのを耳にした。」これは中学校時代の国語の教科書で出会った早川文代さんの一節。ここでは「まったり」と「シュワ―」のオノマトペが存在している。この一文を聞き「パッ」とその情景が想像でき、オノマトペの表現力の豊かさに気づかされた。

スーパーマーケットラボラトリー / ─コミュニケーションのある買い物とは─
 毎日の食卓の形成に、今や欠かせないスーパーマーケット。鮮度の良い野菜や果物、下処理されてすぐにでも使える肉や魚、調味料から嗜好品まで大体の物は揃えられている。スーパーがまだ発展していなかった時代は、八百屋、魚屋、肉屋などそれぞれの商店を何軒も回って買い物していたのだから、それが一度で済むのならばこれに越したことはない。現代社会において、時間の効率化はとても大事である。子育てと仕事の両立で忙しい主婦や、夜遅くまで働いている会社員にとって、コンビニエンスストアよりも安価で豊富な品揃えのスーパーは有り難い存在のはずだ。

Cooking Fly! yeah! / ─きっかけは一枚のフライヤーから─
 今の世の中、料理をしなくてもご飯ならどこに行っても食べることができます。例えばカフェ、レストラン、コンビニなど。包丁を一生持たなくても美味しいものが得られる環境になりました。そんな人たちは料理をする楽しさや面白みを知らないで日々を生きているのではないでしょうか。普段料理をしなくても、何かのきっかけで突然料理を作ってみたいと思った事はありませんか。そんな方にはこのクッキングフライヤーを贈りましょう。フライヤーとはチラシのことを指します。

今昔食図鑑
 すべての食べ物には多くの情報が含まれている。
 私たちはモノとしての食べ物だけではなく、情報も一緒に食べているのだ。

 現在の日本では流行の洋服や音楽のように、食べ物までもが激しい流行り廃りを繰り返している。どの飲食店を見ても同じ業態の店やメニューばかりが目立ち、それ以前のものは流行遅れと見なされるようになった。
 食べ物は新たに“ 新しい” という価値観を持ち、もはや私たちにはコントロール出来ないほどのスピードで移り変わっていく。

ボタニカルパン製造所
 ボタニカルパンとは植物を自ら採集し加工した特別な植物のパンです。果実や野菜も植物として扱っているので、中にはスーパーに並んでいるものもあります。スーパーに行けば手に入るのにわざわざとりに行くのは面倒かもしれません。買うことは簡単ですし、店先には季節関係なしに果実や野菜が並んでいて、夏のものが平気な顔をして冬に並んでいるときもあります。いつでも大体のものが揃っているのは便利ですが、その反面季節を感じることが少なくなり、果実や野菜がどのように土に根をはり実をつけるのか想像をする機会もありません。

今日のGOHAN!!! / ─迷ったら、このアプリ─
 私たちはごはんを選ぶとき、何気なく選んでいるつもりでも、そこには何かの理由がある。それは、季節・旬のもの・天気などの環境的な要素、体調・気分・好み・健康・栄養などの個人的な要素、前に食べたものとの関係性・一緒に食べる人のチョイスなどの状況的な要素、さっぱりしたものとか、こってりしたものとかの食べ物のトーンなど。必ずしも栄養がそろったごはんだけがベストではないのだ。しかし、本当に私たちは自分にぴったりな食べものを探せているのだろうか。

しのえの食ラジオ。 / ─夜中に聞きたい、一人ごはんにラジオ。─
夜中にごはんを食べる──。
 朝食、昼食、おやつ、夕食、夜食…食事は食べる時間帯によって食べるもの、食べる場所、人数、作るのか、買って食べるのか、何をするかなどいろんなものが異なってくる。夜食は、そのなかでも何時に食べるかを含め、選択肢が多種多様である。

ケーキコトバ / ─伝えたいことをケーキに─
 伝えたいコトバが必ずしもいいコトバとは限らない。中には、恥ずかしいことや注意したいこと、怒っていることを伝えたいけれどそのコトバが言いづらかったら、口から出して伝えるのは難しい。そんな伝えたいことを伝えられるようにしたのが、このケーキコトバである。
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Tokyo CoMection / ─食べものとファッションの融合─
 服のデザインに、お米のシルエットをクラシカルに取り入れた作品を作った。これまでは、食べものたちの質感や形に重点を置いた服を作ってきたが、今回はそれらを無視し、食べ物のシルエットだけを服のラインに取り込んでデザインした。

味覚を展覧する
 「味をみる」という言葉があります。「みる」とは、感覚を通して調べる、試す、確認する、体験するという意味を含みます。私たちは料理や食材を味わうとき、味覚を通して食材の生命力や料理のコンセプトをみることができます。
 しかしながら今日、人々は「おいしい、おいしい」を乱発していながら、本当の意味で味を「みる」という機会にほとんど恵まれません。どんな食品でも、おっかなびっくり口にすることはきわめて稀です。飽食の時代の都市生活で、私たちはどれだけ真剣に「味わう」ことが出来ているでしょうか。本当の意味で味を「みる」ための場所を作るべきではないか。そんなことを考えたのが、この展覧会のきっかけです。



松田 康子ゼミ

hana café / リピーターを増やす空間づくり
 今年の松田ゼミは「居心地の良い、落ち着けるカフェ空間」をコンセプトとして、1 年間シフォンケーキを中心としたカフェの営業を行っています。このコンセプトをお客様に伝えるためにはメニューや盛り付け、内装、接客などたくさんの方法があると思いますが、私はその中でも内装を主とするカフェの空間づくりに力を入れ、居心地の良いカフェ空間を目指して営業を行いました。

hana café / 美味しさのひみつ
* hana café
 毎月、学内(香友会館)でシフォンケーキをメインとしたカフェの営業を行っています。私たちは、「お客様の心に花を咲かせたい」をテーマに、居心地のいい空間を目指し願いを込め、店名をhana café と決め計画を進めることにしました。

hana café / デザートプレートにおける盛り付けについて
☆研究動機☆
 私はレストランやカフェでデザートを注文した時、お皿に可愛く盛り付けされて出てくるのを見ると、とてもわくわくします。食べるときの満足感のためには、味だけではなく、見た目の盛りつけも重要だと考えていました。盛り付けをする上で、重要なことは何だろう?ポイントはなんだろう?と考え、実際に自分でデザートプレートの盛り付けをカフェ(hana café)で担当し、どのように盛り付けすれば華やかになるのかを検証したいと思ったのがテーマ動機です。

hana café / 卵黄を使ったレシピの提案
 hana café のふわふわなシフォンケーキを食べたことがありますか?
 hana café のシフォンケーキはベーキングパウダーを使用しないのが特徴で、卵を多く使います。使用する卵の分量は卵白180g (5 個分)、卵黄70g(3 個分) です。ふわふわで弾力のあるシフォンケーキを作るには、たくさんの卵白を使用してしっかり立てたメレンゲが欠かせません。卵白を多く使う分、使わずに残ってしまう卵黄がたくさんあります。
 営業時には毎回15 台程のシフォンケーキを焼くので約30 個分の卵黄が余ってしまいます。それを捨ててしまうのはもったいない!そんなシフォンケーキを作るときに余ってしまう卵黄を使ったおしゃれでかわいいレシピを提案します!

hana café / シフォンケーキの生地を使ったアレンジケーキの提案
 私たち松田ゼミでは、「お客様の心に花を咲かせたい」というコンセプトで、シフォンケーキをメインとしたhana café を営業しています。

デザートフルコース / 季節を伝えるおもてなし
 みなさんはデザートフルコースをご存知ですか?それは見た目も味もスイーツ!全てが皿盛りデザートで彩られたフルコースです。今回私が取り上げるのは、オードブル・メイン・ファイナルの3皿がデザートのみで構成されたものです。
 ・オードブル:軽い、冷たいデザート
 ・メイン:比重が重いデザート、温かくても良い
 ・ファイナル:小菓子を盛り合わせ、お茶と楽しむ一皿

Chocolate / いろいろなカタチ
◆目的◆
 私は昨年度、学園内留学制度を利用して製菓科に通いました。授業の中で、先生が高さ約1mにもなるチョコレートのピエスモンテ( 大型工芸菓子)を作る所を間近で見てチョコレートに興味を持ちました。そこで私はチョコレートの歴史などを調べました。そして、実際にチョコレートを使ってメニューを考え、松田ゼミで運営するhana café を通してチョコレートスイーツの提供を考えました。



宮内 正ゼミ

カフェでみんな何してる? / カフェ空間と店内行動
 みなさんはカフェで何をして過ごしますか? 飲食はもちろん、友達とのおしゃべりを楽しんだり、仕事や勉強に励んだり、または何もしないでただぼうっと心を落ち着かせるためにカフェを利用する人も多いのではないでしょうか。実際、カフェに入り、ふと周りを見渡すと、じつに様々な人がいることに気がつきます。

カフェ:知らない人の集まり / 知らない人たちのなかで落ち着けますか?
 カフェは多くの人に「落ち着ける場所」として利用されています。ここで言う「落ち着く」とはいったいどのようなシーンでしょうか。たぶん誰もが「お気に入りの場所で誰の目も気にせず一人で過ごすことができる」というシーンを思い浮かべるに違いありません。

消費行動 / 買い物好きな私たち
▼研究動機
 「買い物好きな私」、栄大には女性が多いので、自分も含め、こう認める人は多いと思う。その消費行動を決める要因は何だろう、どうしたら節約ができるのだろう、と考えだしたのが研究のきっかけです。6 月の発表では、お一人様にスポットを当てて、現代社会のコミュニケーションや繋がりについて、社会学的な考察をした。その学びを生かして、私たちが日々経験する消費の場面について考える。

「もったいない」が世界を救う!
■食べ物を捨てる社会
 冷蔵庫の奥で賞味期限が切れた食べ物、宴会での食べ残し・・・。私たちは毎日、たくさんの食べ物を捨てています。日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1800 万トン。このうち、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は500 万トンから800万トンといわれています。この量は、主食であるコメの生産量とほぼ同じ、世界の食糧援助量の約2 倍、という途方もない「ロス」です。

地域密着型のカフェ / 地元カフェの経営戦略
概要
 カフェが好きだという人は多いと思います。その人たちが最初に思い浮かべるカフェはそれぞれに異なるでしょうが、線路の下や住宅街でひっそりと経営しているカフェを思い浮かべる人はあまり多くはないのではないでしょうか。カフェは好きだけど、地元の小さな個人経営店には入ったことがない。そんな人もいるはずです。「それはもったいない!」「この居心地の良い空間を知って欲しい」と考え、もっと多くの人に地元にある個人経営のカフェ=地元カフェの魅力を知ってもらうために、私の地元、江戸川区にあるカフェを調査し、その魅力と地元ならではの経営戦略を伝えていきます。



宮城 重二ゼミ


快適な睡眠 / スッキリ目覚めは健康のバロメータ
 あなたは、毎朝スッキリと目覚めていますか? やることが沢山ある時、ついつい寝るのは後回しにしてしまいがちです。私自身、朝にスッキリと目覚めることができず、やりたいことを優先し睡眠時間を削ってしまう生活をしていました。
 今回の発表では、快適な睡眠をとり、スッキリと目覚めるために必要なことを研究し、その結果を紹介したいと思っています。



武藤 志真子・藤倉 純子ゼミ

食べるユニバーサルデザイン / ~コレが理想の飲食店~
【きっかけ・目的】
 ファミリーレストランでのホールアルバイトで、外国人や障がいのある方、お子様連れの方へ接客をすることもあり、飲食店でのユニバーサルデザインに興味を持った。できる限り多くの人にとって利用しやすいメニュー表を考案する。

マクロビオティックでBeauty life / ~からだが喜ぶ食事をしよう~
■目的
 私は長年花粉症に悩まされ、毎回薬に頼るのではなく日々の食事から改善することにした。いくつもの食事療法の中で興味を持ったのが「マクロビオティック」だった。しかし、4 群点数法の勉強をしてきた私にとっては疑問に思う点が多かったため、1食のみこの食事法をと取り入れる事を目的とし弁当を作ることにした。



山内 喜昭ゼミ

食と芸術
 私の食文化栄養学実習は、私自身が食文化栄養学科で学んできた食についての知識や考えを、比喩を通して表現したいと思うことから始まった。この発表を通して、この発表を見た人が、自分自身の中にある食の概念に広がりを感じていただければと思う。

もっと身近に非常食
▼非常食とは 非常食は、災害などの非常事態により通常の食糧の供給が困難になった時のための食糧のことを指します。通常の食品より「保存性」と言う点を特に重視したもので、消費期限が2 ~ 5 年間のものが多いです。長期保存が可能という点の他に、腐敗、変質に対する安定性、収納性・コンパクト性・荷崩れなどに対する耐久性などの問題も条件の中に含まれています。現在はこれに加え、食べやすさや、続けて食べても飽きないものか、なども求められています。

割りばしとはし袋
 私たちにとって身近な食具である割り箸の歴史やマナー、ゴミとして退けられがちな箸袋を折ることでまた新しい食具として生まれ変わる箸置きについて調べました。