主任 Kさん

現在の仕事内容

留学生の受入業務(ビザ手配、生活相談、翻訳)、日本人学生の海外派遣、海外の大学との提携業務などを担当しています。このほか、大学が位置する埼玉県のグローバル化社会への変化にあわせて、本学がどう変化していくべきか、国際化の戦略案作成にも携わっています。また、2022年より大学院教務課も兼務することになり、「国際化の大学本体業務への統合」という視点を持って仕事ができるようになりました。

KAGAWAで働くことを決めた理由

大きく2つの理由があります。1つ目は「小さな子供を持つ女性として現実的な選択をした」ということです。KAGAWAに来る直前、既に3年間のベトナム駐在が決まっていました。またアフリカのウガンダへの出張もあり、キャリアより子供との時間を選びました。2つ目は「自分の地元である」ということです。15年間開発途上国の貧困解消のための事業に従事し、地域社会の重要性を学び自分も地元に貢献したいと考えました。

仕事で工夫していること、これから取り組んでみたいこと

「半歩先を見る力」を一番大切にしています。「1歩先」だと進みすぎていて、多くの人に受け入れてもらうのに時間がかかりますが、「半歩」だと新しいことでも浸透性が高いです。本学は伝統がある分、保守的な面もあり、取組みはまだこれから。国際化に関心を持って協力し合える「半歩先」とはどこなのか?やみくもに留学生を増やすのではなく、ターゲットを明確に少数精鋭の単科大学ならではの国際化の展開ができればと思っています。

(経歴)

大学(経済学部経営学科)卒業後、イギリスの国際NGOセーブ・ザ・チルドレンでの勤務を経て本学園へ入職(ラオス、ベトナムに通算9年駐在)。母親の実家が養蚕、稲作の農家で、大学では農業経済学を重点的に学びました。