国際交流セミナー

 女子栄養大学栄養科学研究所は、本学の国際化や国際的なバランス感覚の推進と、学術・研究レベルの底上げのきっかけとして、学術提携を結んでいる海外の教育・研究機関から研究者を招いての国際交流セミナーを企画し、本学の国際交流センターと共同で開催しています。セミナーは教員や大学院生を対象にした物だけでなく、学部生や職員を対象にしたランチョンセミナーも開催しています。

 

2016年度

・カーティン大学のコリン・ビンズ教授による特別講義が開講されました

 

 女子栄養大学の客員教授でもあるカーティン大学(オーストラリア・パース)のコリン・ビンズ教授(Prof. Colin Binns)が帝京大学で開催された第48回アジア・太平洋地区公衆衛生学校連合体(Asia-Pacific Consortium for Public Health: APACPH)学術大会にご出席されるために来日され、学会終了後の9月20日に本学で教員・学生を対象とした特別講義を開講して頂けました。

「Why the world needs more public health nutrition」と題された講義では、これまでの世界における健康状態の向上には医学の進歩に加えて栄養状態の改善が大きく貢献していること、全ての人々が健康になるための栄養学の重要性と従事者が向き合わなければならない困難、現代における健康課題、そして胎生期や乳児期の栄養状態の重要性、特に授乳の重要性など、公衆衛生という幅広い視点から栄養学による人々の健康への貢献についてご講義を頂きました。質疑応答の時間には数多くの質問や意見交換があり、多くの教員や学生が改めて栄養学の重要性につい て学びました。

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・アメリカとオーストラリアからの研究者による特別講義を開催しました

 栄養科学研究所の香川雅春副所長・准教授が今年度から参加している国際共同研究のミーティングのため来日されたハワイ大学のAssoc.Prof.Carol Boushey (アメリカ・ハワイ)と、カーティン大学のAssoc.Prof.Deborah Kerr (オーストラリア・パース)が去る9月1日(木)に本学を訪問され、大学院生および教員に対して特別講義をして頂きました。カーティン大学は本学と20年以上に渡り国際交流を行っています。

「Technology assisted dietary assessment – the TADA project」と題された講義では、両先生が開発・現場で活用されている携帯端末を用いた新しい食事調査法について技術的なご説明とこれまでの研究成果についてご紹介を頂きました。講義後には活発な質疑応答があり、盛況のうちに閉会しました。

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・Prof. Patria Humeによる特別講義のお知らせ

 

 オークランド工科大学(AUT)のスポーツ&リクリエーション学部の教授(Human Performance)であり、健康・スポーツ医科学領域における身体計測の国際基準の認定制度を発表している国際キンアンソロポメトリ―推進学会(ISAK)からレベル4国際身体計測技師の認定を得られているProf. Patria Humeによる特別講演が日本で初めて開催されました。本講演はProf. Humeを東洋大学ライフデザイン学部が招聘されたことにより実現しました。

 

本講演は7月29日から31日の期間に女子栄養大学で開催されるISAK国際身体計測技師認定コースのプログラムの一部として開催されましたが、Prof. Humeによるご講演は一般公開の教育講演として開催致しました。

 

ご講演テーマ:「国際的な大規模身体計測プロジェクトの実施方法」

日時:7月29日(金)16:30-18:00

場所:女子栄養大学駒込キャンパス 2号館4階2407号教室

 

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2015年度

  • マレーシアから研究チームが訪問されました。

 5月19日(火)にマレーシアのUKMという大学からPhysical Activity and Energy Metabolism Group (PAEM研究チーム)のメンバー4名が訪問され、カフェテリアでの昼食の後に給食管理実習室、ハイテクリサーチセンター、iパーク、第三学生実習室などの学内施設と香川昇三・綾記念展示室の見学ツアーが企画されました。その後、学生との交流を目的としてミニシンポジウムが開催され、1)マレーシアの若年成人の食事摂取を調べるためのスマートフォンアプリの開発、2)子どもと青年における慢性疾患の発症リスク要因としての体組成を測定する原子力技術、3)マレーシアの高齢者におけるDNA損傷と認知障害と微量元素の状態との関連の3テーマの研究について発表をして頂きました。シンポジウムには本学の教員、大学院生、そして学部生が約20名参加され、活発な質疑応答など盛況のうちに閉会しました。閉会にあたり、PAEMグループから感謝の品が研究所に贈呈されました。

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  • インドネシアから訪問団が視察に訪れました。

 5月18日(月)にインドネシアのハサヌディン大学(Hasanuddin University)とアイルランガ大学(Airlangga University)から20名を超える教員と学生が本学を訪問されました。当日は栄養科学研究所の香川靖雄所長による講義の後、研究所の根岸由紀子教授と香川雅春准教授も参加して本学のレストラン松柏軒による昼食をとり、また学内施設を見学するツアーが行われました。イベントの最後には感謝の意を表す記念品の贈呈がされました。5.18

 

2014年度

  • クイーンズランド工科大学(QUT)のスタッフが本学を訪問されました。

 去る3月23日に本学が包括的学術提携を結んでいるクイーンズランド工科大学(QUT:オーストラリア・ブリスベン)から3名のスタッフが本学を訪問されました。この機会に本学学生に対してブリスベンやQUTの紹介セミナーが開催され、学生に海外の大学生活の雰囲気を伝えて頂くことができました。セミナーの後には本学とQUTにおける今後の交流の深め方について、有意義な意見交換が行なわれました。

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2013年度

  • 2013年6月13日(木)香川栄養学園創立80周年記念国際学術セミナーを開催いたしました。

 ウァルクビスト教授は「A time of Uncertainty & Change for Nutrition & Health」と題して地球上で頻繁に報告されている環境の変化や公害・異物混入等によって食料安全保障が揺らいでいる今日の現状と、これまでの食料の供給が恒久的に継続する事を想定して成り立っている食生活指針や疾病予防対策に対する問題提起がされました。そして先行きが不透明な今日、様々な可能性について考慮した食料安全保障対策と健康の維持・増進に向けた施策に対する施策が必要ではないかと参加者へ問いかけられました。一方、ビンズ教授はご自身の50年に渡る臨床および研究の現場でのご体験を基に、誕生から約3年間の栄養状態、特に母乳育児が小児や乳幼児の発育発達および将来にわたる健康に果たす役割の重要性について「The Thousand days that make a life」という題でご講演を頂きました。両先生のご講演は栄養科学研究所の香川雅春専任講師と同客員研究員である井上円博士によって適時通訳がされました。オーストラリアの栄養指針の策定や、Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition、Asia Pacific Journal of Public Healthなどの国際学術誌に編集長もしくは副編集長として関わられている両先生による国際的かつ重要な視点からの栄養学セミナーに、学内外からの約25名の参加者は熱心に聞き入っていました。

  • オーストラリアのカーティン大学公衆衛生学部教授のコリン・ビンズ先生をお招きし、国際交流セミナーを開催いたしました。

    日時 6月7日(金) 9時20分~12時30分 

    場所 坂戸キャンパス 12403番教室(12号館4F)

    テーマ 「学術論文の書き方」:どのような内容が掲載できるか、論文の一般的な流れ、タイトル、要旨と

        キーワード、IMRaDについて、図表の使い方、投稿後の流れなど。

        国際学術誌への投稿を考えている学生や教員に参考になる内容です。

   *通訳を入れながらのワークショップになります。

 

  •  タイのマヒドン大学公衆衛生学部博士課程に在籍されているスチャダ・ジャパカセトラさんをお招きし、国際交流セミナーを開催いたしました。

   日時 5月8日(水)17時00分~18時30分 大学院特別セミナー

   場所 坂戸キャンパス 12403番教室(12号館4F)

   テーマ  タイおよびマヒドン大学の紹介および博士課程の研究「退院後の早産児に対する栄養プログラム」の紹介

   *講演は通訳を挟んだ英語で約1時間です。

 

2012年度

ラー・ジャン博士(Dr. Le Jian) ~カーティン大学公衆衛生学部~

(9月)

 本学が学術提携を結んでいるオーストラリア西豪州パースにあるカーティン大学・公衆衛生学部のジャン博士に、「お茶とリコピンによる前立腺がん予防」の題で大学院生を対象にご講演を頂きました。ジャン博士は中国国内でトップ5、世界でもトップ200位に入る浙江大学の予防医学と公衆衛生学の領域で上級教員および医師として勤められ、現在はカーティン大学で教育・研究活動にご活躍されています。ジャン博士の教育・研究は、多角的・最先端のアプローチによる環境リスク/予防因子の特定やモデル化、評価と、慢性疾患との関連に焦点を当てた公衆衛生から予防医学領域を幅広く網羅しており、学術論文もこれまでに130報以上を発表されています。博士論文”Dietary factors and lifestyle characteristics in the aetiology of prostate cancer”は国内外の専門家および一般社会から広く注目されており、Scopus論文データベースでは160回、Google Scholarでは219回もの引用がされています。

 

 【2011年度

マヘンデラン・アプクッティ博士(Dr. Mahenderan Appukutty)

                   ~マラ技術大学スポーツ科学・リクリエーション学部(マレーシア・シャーアラム)~

(10月) 

 マレーシア肥満学会などに所属され、スポーツ栄養や運動生理学領域で研究をされているアプクッティ博士に、文化的・宗教的な背景からマレーシアで多いベジタリアンダイエットについて学部生を対象としたランチョンセミナーをして頂けました。また、夕方からは大学院生を対象に、博士が行なわれた、牛初乳がスポーツパフォーマンスに与える影響についての研究結果についてご講演を頂けました。

 

2010年

コリン・ビンズ教授(Prof. Colin Binns) ~カーティン大学公衆衛生学部(オーストラリア・パース)~

(7月) 

 本学が学術提携を結んでいるオーストラリア西豪州パースにあるカーティン大学・公衆衛生学部のコリン・ビンズ教授に 「成人病胎児期発症説(バーカー説)」と関連して、胎生期および乳児期の栄養状態、特に母乳での授乳の重要性 について学部生を対象としたランチョンセミナー、そして大学院生を対象としたセミナーでご講演を頂きました。