「埼玉 食のサーキュラーエコノミープロジェクト」報告会で、本学学生が開発メニューを発表
本学 石田裕美教授・宮澤紀子准教授の研究室に所属する学生達が、フードテックベンチャーのASTRA FOOD PLAN 株式会社(埼玉県富士見市、代表取締役社長:加納 千裕(本学卒業生) )が取り組む「埼玉 食のサーキュラーエコノミープロジェクト(※1)」に協力し、3月5日(火)に都内で行われた本プロジェクトの最終報告会に参加し、開発したメニューについての説明などを行いました。
報告会では、ASTRA FOOD PLAN 株式会社の加納社長による取り組みの説明の後、学生達による市内の飲食店と給食で提供された開発メニューの説明およびプロジェクトに関わった企業・自治体関係者からの挨拶があり、最後には開発メニューの試食が行われました。
▲報告会での発表の様子
▲報告会会場で試食用に提供された「ぐるりこ」(※2)を使用したメニュー(ほうれん草のクロワッサン、オニオンブレッド、ほうれん草のシフォンケーキ)
▲報告会終了後、富士見市星野市長(中央)、ASTRA FOOD PLAN加納社長(右から4人目)と記念撮影
〇富士見市内の飲食店で提供されたメニューは以下の記事で紹介しています。
▶本学学生が、埼玉県内の規格外農作物から生まれた『ぐるりこ』を使った期間限定メニューを開発
〇2月27日(火)に富士見市内の小・中学校の学校給食で「ぐるりこ」を使用した学生考案メニューが提供され、富士見市ホームページにて紹介されています。
▶野菜パウダーを使用した学校給食が市内小・中学校で提供されました
▼提供された給食メニュー(まるがたにんじんパン、ABCスープ、イタリアンサラダ、牛乳に小学校は白身魚のごぼうマヨソースがけ(左)、中学校はハンバーグの玉葱ソースがけ)
※1 埼玉 食のサーキュラーエコノミープロジェクト(埼玉県ホームぺージ)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/circular/astrafoodplan.html
※2 『ぐるりこⓇ』は、『過熱蒸煎機』によって風味、栄養価の減少を抑えながら製造される高付加価値パウダーの総称で、素材別には”タマネギぐるりこ”、”キャベツぐるりこ”などとなります。サスティナブルで循環型のフードサイクルを目指していることと、『過熱蒸煎機』内で原料をぐるぐると回転させながら乾燥殺菌する製造工程の様子を表したキーワード「ぐるり」と、Collaborate、Cooperation、粉の「こ」を組み合わせた造語です。