食文化栄養学科の学生が久喜市学校給食の献立を考案
本学と包括連携協定を締結している埼玉県久喜市との取り組みで、堀端薫准教授のゼミに所属する、食文化栄養学科 4年生 枝廣美里さんが「久喜市産農産物を活用した献立」をテーマに市内の学校給食献立を考案しました(指導:給食システム研究室 堀端薫准教授)。
実際に学校給食で提供できる献立に仕上がるまでの約半年間、久喜市立学校給食センターと何度も試作と調整を重ねて献立が完成しました。
2023年11月17日(金)、久喜市立久喜小学校にて久喜市の梅田修一市長と同小学校の給食委員会と久喜市健康づくり・食育推進大会に参加した児童との交流試食会が実施され、学生の考案した献立を梅田市長と児童が一緒に喫食をしました。また、この時間に、提供された献立の説明を学生が紙芝居形式で行いました。
▲左から久喜市 梅田市長、献立を考案した枝廣さん、久喜小学校 青山校長、堀端准教授
▲試食会で献立の説明をする枝廣さん
◆提供された献立
ごはん・たらの金色揚げ・秋のわくわくごはんの具・オール久喜自慢のみそ汁・牛乳
◆献立のコンセプト
給食の時間が楽しい!と思ってもらえるよう「自分で作る献立」をコンセプトにした献立で、「秋のわくわくごはんの具」をごはんに混ぜて秋らしさ満載の「混ぜごはん」を自分自身で完成させ、作る楽しさと秋の味覚が味わえる献立に。「オール久喜自慢のみそ汁」には久喜市産農産物(長ねぎ・大根・さつまいも)をふんだんに使用して、地域の恵みを生かした汁物になりました。
今後も共同開発をした「パンを主食にした献立」が市内の小・中学校で提供される予定です。