平成30年度 第18回企画展示
昭和39年東京オリンピックと香川栄養学園 展示中〜平成31年3月上旬まで

 

 

学園創立85年の歴史のひとこまには、1964(昭和39)年に開催された東京オリンピックとの関わりがあります。代々木選手村女子食堂とプレスハウスレストランのサービス業務や調理補助業務を依頼され、女子栄養短期大学専攻科と香川栄養学校調理師科(当時の名称)の学生・生徒延べ186名(学園教職員も含む)が参加しました。女子食堂は男子食堂2棟とは別に1棟あり、収容人員230名、給食総数700食規模。事前に「オリンピック特別講義」で研修を受け、9月15日の選手村開村式から11月6日の閉村式までの長期間、早番、遅番のシフトを組み、朝昼夕の3回の食事サービスにあたりました。

その概要は月刊誌『栄養と料理』誌上の関連記事(約15回)や、卒業生から寄せられた貴重な資料からもうかがい知ることができます。

もともと講義録として創刊された『栄養と料理』には<学園だより>等のコーナーがあり、学園の動向が記録されています。食堂要員結団式やオリンピック女子サービス要員の美容・服飾教室の様子も知ることができます。

2018年4月

香川昇三・綾記念展示室
室長 香川明夫

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▲常設展示 ▲展示室内観
▲綾97歳の食卓 ▲綾直筆の料理カード
香川昇三・綾記念展示室
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【パネル展示】
昭和39年東京オリンピックと香川栄養学園
▲『栄養と料理』では前年から
オリンピック関連記事を掲載。
▲担当する学生は隔月土曜日10回の
「オリンピック特別講義」を受講した。
▲食堂要員結団式も開催され、ユニフォ
―ムも決定。食堂運営の紹介記事も。
▲『栄養と料理』誌上でも開催を祝う
メニューを紹介。五輪を模したアイス。
▲無事にオリンピックが終わり、町の
様子や人々の暮らしをレポート。
▲選手村食堂は日本ホテル協会が運営。
選手村の配置図や食堂レイアウト。
▲女子食堂。早番、遅番のシフトを組
み、朝昼夕食のサービスにあたった。
▲会期中、誕生日を迎えた選手には
ケーキで祝った。食券クーポン。

 
 
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