女子栄養大学大学院 文字サイズ:大 文字サイズ:中 文字サイズ:小
保健学専攻編

研究室の取り組みと、未来に対する想い

現場に密着した研究を通し、
養護教諭として心強い存在になって欲しい
[実践養護学研究室]
研究指導分野/養護教諭論
大沼 久美子 教授
大沼 久美子 教授
食物アレルギーの知識を持つことの重要性を広く伝え、
学校現場に貢献したい
埼玉県出身 女子栄養大学卒業
保健学専攻 修士課程2年
菅原 美佳

子どもの為に、食物アレルギー知識を浸透させる
菅原 学部の卒業研究で取り組んだ「食物アレルギー教育」についての研究がおもしろく、後続研究に取り組みたいという思いから大学院に進学しました。卒業研究では食物アレルギーの指導用DVDを作成したのですが、いまだに追加発注をしなければならないくらい反響がありました。
大沼 私自身、養護教諭を20年以上経験してきましたが「食物アレルギー」の問題は学校現場でも重要な課題です。学校給食の誤食など、アレルギーの知識がまだ浸透しきっていないので事故が起こってしまう。子どもたちの命を守るという点で、食物アレルギーに対する対策の普及は喫緊の課題ですね。
菅原 そうですね。食物アレルギーのある児童が増加しているのが現状ですし、教育現場で働く教職員だけでなく、子どもたちみんなが知識を持つことが重要だと感じています。作成した指導用DVDがどのように学校で活かされていて、鑑賞した子どもたちがどう捉えてくれたのかなどの検証がされていないので、これから研究を進めてエビデンスを作っていきたいと思っています。
大沼 菅原さんは、養護教諭として1年間学校に勤務して、2年目から学校勤務をしながら大学院に通っていますよね。現場と両立しながら研究ができるということが菅原さんの一番の特長ですね。
菅原 はい。研究と学校現場が連動できているのが本当に強みだと思っています。現在、勤務している学校で「食物アレルギーリテラシー教育」を行う予定です。食物アレルギーのある本人だけでなく、まわりの子も知識として知ってもらい、苦しんでいる子がいたら手を差し伸べることができるようになって欲しいと思っています。
大沼 菅原さんは、大学入学時から養護教諭になりたいという気持ちがとても強かったという印象です。子どもたちのために、学校のためにという気持ちを研究と現場に反映させて欲しいと願っています。
菅原 ありがとうございます。子どもたちが毎日いきいきと学校生活が送れるように見守り、子どもたちの幸せのために、どうすれば学校生活が豊かになるのか考え行動できる養護教諭になれるよう、子どもたちと一緒に成長していきたいです。また、大学院での研究を通して高い専門性を持ち、日々の職務に活かしていきます。


研究およびその成果が、
実際の教育現場に活かされることを願っています
[看護学研究室]
研究指導分野/看護保健教育学
野中 靜 教授
野中 靜 教授
発達障害の子どもへの支援に
求められる養護教諭の役割を考えたい
埼玉県出身 女子栄養大学卒業
保健学専攻 修士課程2年
長南 里歩

将来に向けて、知識と研究成果を蓄える
野中 長南さんの大学院進学のきっかけはどのようなものでしたか。
長南 養護教諭を目指して大学へ進学し、現代の子どもの健康課題やそれを取り巻く環境について学びましたが、学べば学ぶほど難しく複雑であると感じました。養護教諭になった時に、そのような問題ひとつひとつに十分に対応できる知識をつけ、学校保健に関する分析能力や研究能力を培いたいと思ったのが大学院進学を決めた理由です。
野中 長南さんのように、学部を卒業してすぐに大学院に進学するストレートマスターはまだまだ少ないのが現状です。大学院で学び研究をすることで、養護教諭として必要な資質や能力を総合的に高めることができますから、もっとたくさんの方に大学院に進学して頂きたいなと思っています。
長南 大学院での学びはディスカッションや討論も多く、現職教員や社会人の方とも一緒に学ぶことで視野の広がりを感じています。大学院で、ディスカッションやプレゼンテーション能力をつけることも目標のひとつです。
野中 発達障害と学校心理について研究を進めていますよね。
長南 通常学級の一クラスに、何らかの発達障害のある可能性のある子どもの割合は6.5%とされ、対応する先生方の困難感はかなり大きいものと考えています。また、支援が必要とされながら配慮がなされていない児童がいることも明らかです。発達障害に関する養護教諭としての専門性やニーズについて研究できたらと考えています。
野中 障害の状態や本人の教育的ニーズ、学校や地域の状況などを踏まえたうえで、通常学級で学ぶことを選択できることを文部科学省も推進してきました。学校によっては、障害を持つ児童生徒を予測を超える人数抱えていることもあります。同じ場で学ぶために、必要な基盤を整え、現場のニーズを補える仕組みづくりは急務となっていますね。
長南 そうですね。これから、現場の方々や保護者の声をもっと拾い、専門家の方々にもたくさん会って研究を進めていきたいと思います。大学院で学んだ知識と研究結果を、養護教諭として社会に活かしていくことが目標です。
Copyright ©2009-2019 Kagawa Nutrition University. All rights reserved.  
入学案内 進路状況 キャンパスライフ 資格インデックス 研究室・教員紹介 研究科・専攻紹介 大学院紹介 交通アクセス お問い合わせ 願書・資料請求 サイトマップ English 女子栄養大学大学院 プライバシーポリシー 関連リンク 香川栄養学園 香川栄養学園