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栄養学専攻編

研究室の取り組みと、未来に対する想い

好奇心を原動力に社会への還元・活用を目指して
研究に取り組んで欲しい
[食品栄養学研究室]
研究指導分野/食品機能学
西村 敏英 教授
西村 敏英 教授
博士後期課程への進学も視野にいれて
研究に励んでいます
中国出身 電子科技大学卒業
栄養学専攻 修士課程2年
WU JIAWEI(ゴカイン)

研究テーマを追求し、社会に還元したい
西村 WUさんは好奇心旺盛で非常にアクティブな学生だと常々感じています。大学院進学のきっかけは何でしたか?
WU これまでに中国の大学で生命技術を学んだり、小麦の遺伝子組み換えについて研究をしたりしました。もともと食品と栄養に興味を持っていて、また、日本の調味料はとても美味しく、日本の食品科学は進んでいるなと感じていました。研究生として日本の大学で学んだ時に、西村先生の講義を受けたことがきっかけで、西村先生のもとで学びたいと思いました。
西村 WUさんは、今、とても面白い研究を進めていますよね。
WU 鶏肉に多く含まれているイミダゾールジペプチドの生理作用の解明を目的に、カルノシン合成酵素に着目して研究を進めています。
西村 イミダゾールジペプチドには優れた抗疲労作用があると解明されましたが、その生体内でのメカニズムはまだわかっていませんからね。
WU 人がイミダゾールジペプチドを摂取すると、分解酵素によって血中で分解され、その後、骨格筋などの組織の中でカルノシン合成酵素によってイミダゾールジペプチドに再合成されます。よって、カルノシン合成酵素のノックアウトマウスを用いて、血液や筋肉組織を分析する研究を進めています。
西村 現在、世界中で多くの研究者がこのイミダゾールジペプチドに関する研究に取り組んでおり、その可能性は大きく広がるものだと思います。WUさんの研究によって、なんらかのエビデンスが加わるといいですね。食品栄養学研究室では、このような食品の健康機能に関する研究や、食べ物のおいしさの要素である“コク”の定義に関する研究を行っています。WUさんをはじめ院生のみなさんには、専門分野を存分に学び、研究活動の成果を社会に還元できるところまで目指して欲しいと願い研究指導をしています。頑張ってください。
WU はい、これからも研究に励んでいきたいと思います。西村先生は、とても話しかけやすく、研究に関しては的確な助言をくださり、幅広い話題のお話をしてくださるのでとても楽しく学んでいます。
西村 大学院修了後の目標はなんですか?
WU さらに多くの研究を行いたいと考えていて、博士後期課程への進学も考えています。ゆくゆくは食品関連の会社で研究職として活躍したいと思っています。

研究の楽しさや面白さに
これからもっと気づきます
その経験を積むのが大学院
[栄養生理学研究室]
研究指導分野/栄養生理学
上西 一弘 教授
上西 一弘 教授
研究者としての視点を
先生から学ばせていただいています
東京都出身 女子栄養大学卒業
栄養学専攻 修士課程2年
中村 有希乃

試験から得られる多様な結果が研究の醍醐味
中村 大学1年生の時に受けた上西先生の「食事摂取基準論」の授業で、基準値を策定するまでの科学的な根拠を学びました。結果だけを知るのではなく根拠を知る部分に非常に面白さを感じたことが、「なぜ」「どうして」を突きつめて研究することのできる大学院進学のきっかけになったと思います。
上西 大学院は大学までの授業とは違って、自ら取り組んでいかないといけない場所。さらに学びたい、研究をしたいという意欲のある方にはぜひ大学院に進学して欲しいですね。中村さんは現在、「ビタミンD」についての研究を進めていますよね。
中村 はい。若年女性のビタミンDの栄養状態について検討しています。もともとビタミンDは不足しがちなビタミンですが、特に若年女性のビタミンD不足の割合が高いと言われています。その原因を追究したいと思いました。
上西 実際に被検者を使った介入試験を行っている最中ですね。
中村 介入試験では被検者とのコミュニケーションが大切で、被検者と向き合うことの楽しさと難しさを感じています。2つ並行して実験をしていますが、ひとつはマイタケを毎日100グラム摂取したグループ10人と摂取しないグループ10人でビタミンD栄養状態がどのように変わるのかを検討しています。
もうひとつは、月経周期による変化を40人に協力していただき検討しています。 上西 データをとっている最中なので結果はまだこれからですね、期待しています。研究者としての一番の醍醐味は、思った通りの結果が出た時。また、違う結果が出た時にさらに探求意欲が湧くことだと思います。また、今はビタミンDをテーマにしていますが、これから研究を進める中で新しいテーマを発展させていくこともあるかと思います。ぜひ、一生の研究テーマとなるものを得て欲しいと思っています。
中村 はい、ありがとうございます。大学院での学びは、他の院生とディスカッションする機会も多く視野が広がっていくのを感じます。まずは、研究の方法論やベースとなる知識をしっかりと身につけて、成長していければと思っています。
上西 研究を面白いと感じ、これからさまざまな経験を積むことで、研究者として成長していけると思いますよ。
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