平口嘉典ゼミ■食料・地域経済学研究室
守谷市の魅力を再発見
~特産品が繋ぐ地域振興~

3年次のゼミのプロジェクトを通じて、地域の魅力を発信する活動にやりがいを感じ、地元守谷市の魅力をより多くの人に知ってもらいたいと考え、研究テーマとした。本研究の目的は、守谷市の特産品を活用してメニュー開発を行い、市民への知名度を高めることで地域振興に繋げることである。これまでに市の経済課へのヒアリングを行い、市の農業についての概要を把握した。酪農が行われていることが特徴ではあるものの、市民が地元食材に触れる機会が少ないという課題があった。今後はさらに生産者や事業者へのヒアリングを通じて特産品についての理解を深め、メニュー作成や販売方法の検討を進めていく。
地産地消でふじみ野市の魅力発見!
レシピ発信と商品提案

3年次にゼミで実施した三芳町お弁当開発プロジェクトにおいて地産地消の商品開発に魅力を感じたことから、私の地元である埼玉県ふじみ野市を対象に研究を進めることにした。本研究の目的はふじみ野市の農産物を使用したレシピ考案と商品提案を行い、主に市民にその魅力を伝え、市の振興を図ることである。これまでにふじみ野市商工会の協力のもと、連携先との打ち合わせを行い、市内の茶販売店と飲食店へのメニュー提案が決まった。今後はそれぞれ8月と11月に開催されるイベント出店に向けて商品開発と試作を進めると共に当日の提供の仕方を考え、ふじみ野市産農産物のPRを目指したい。
安養寺みそと地酒を使って佐久市を振興

私は、佐久市の酒蔵で作られた日本酒や信州みそ料理など、多くの伝統の味を感じて、この味を守っていきたいと考えた。本研究の目的は、佐久市の伝統的な味噌や日本酒の消費拡大と認知拡大を通じて、佐久市の地域振興を図ることである。そのために佐久市の信州みそを使ったレシピを考案し、日本酒とのペアリングを考え発信する。これまでに、信州味噌の発祥である安養寺みそを製造している和泉屋商店にてヒヤリングを行い、安養寺みその製造や特徴について理解を深めた。今後は、酒蔵へのヒヤリングを行い、日本酒と安養寺みその特徴を活かしたレシピ考案を進め、地域イベントへの出店を目指したい。
米粉パンで日本を救う架け橋になりたい
地元茨城町から世界へ

日本の米の消費量は年々減少しており、2023年度の供給熱量ベースの食料自給は38%と、約60年前の73%から、かなり減少していることに日本の危機を感じたことが研究動機である。本研究の目的は、食料自給率を向上させるために、家庭でもっと身近に米粉を取り入れてもらい、米の消費の拡大を図ることである。そのために、私の地元である茨城県茨城町において特産品と合わせた米粉パンのレシピを考案し、町内の食品加工業者と連携して商品販売を行う。欧米化した食生活が進んでいる中で、小麦を米粉に代用する食生活を一人でも多くの人に知ってもらい、家庭でも、取り入れてもらいたい。
豚肉を通した千葉県旭市の魅力発信

私の地元である千葉県旭市では、畜産業が盛んであるにもかかわらず認知度が低い点に着目し、研究のテーマとした。本研究の目的は、旭市産豚肉の魅力をメニュー提案やPR活動を通じて広めていくことで、旭市で畜産業が盛んであることの認知度向上と地域振興を図ることである。これまでに旭市役所農水産課や私の実家である有限会社伊藤養豚へのヒアリングを行い、旭市の養豚業の現状や課題、畜産業に関わる方々の想いなどについて把握することができた。今後はPR活動やイベントへの参加に向けて、旭市産豚肉への理解をさらに深めながら、その特徴を活かしたメニュー考案を進めていきたい。
さいたま市産の農産物を発信!

私の地元であるさいたま市は、農業後継者不足などの課題がある。多くの人々にさいたま市産の農産物を知って、食べてもらいたいという想いから研究テーマとした。本研究の目的は、さいたま市産の農産物の魅力を伝え、認知度を向上させることである。第1に市の農業や農産物について文献調査や現地調査を行う。第2にレシピ考案、小冊子作成・配布を行う。第3にSNSやレシピサイトなどでレシピの発信を行う。第4に商品開発を行う。これまでに、市内の農産物直売所やさいたま産農産物マルシェを訪問し、市農業政策課へのヒアリングを行った。今後は、さいたま市産農産物のレシピを考案し発信していく。
安心安全な福島市の果物を広めたい

私の地元である福島市は、2011年に発生した原発事故の影響を受けた果樹生産地域である。2025年の今、福島市の安心安全な果物を多くの人に知ってもらいたいという思いから、福島市の地域振興を研究テーマとした。本研究の目的は福島市の震災からの復興と果物を通した地域振興である。そのために、市内の飲食店と連携し、果物の規格外品を活用したメニュー開発・販売を行う。これまでに、観光道路添いの農家直営カフェにヒアリングを行い、客層やメニューなどを調査した。また、連携するカフェが決定した。今後は、福島の桃の魅力をより引き出せるようなメニュー開発を進め、提案・販売をしたい。
商品開発を通じて川越市の魅力発信

3年次にゼミで実施したプロジェクトにおいて地産地消の商品開発に魅力を感じたことから、幼い頃から馴染みのある埼玉県川越市を対象に研究を進めることにした。本研究の目的は、川越に根付いた商品開発を行い、川越市内外に地域の魅力を伝え、市の振興を図ることである。これまでに川越青年会議所が主催する「ネオ昭和の街フェスティバル2025」への参加が決定した。このイベントに出店する和菓子店「彩乃菓」とコラボし、埼玉県内の特産品を用いて昭和にちなんだ和スイーツを開発する。今後はイベント販売に向けて試作を進めると共に、川越市内の他の飲食店ともコラボし商品化を目指したい。
群馬県富岡市産やよいひめの魅力を発信

私の地元である群馬県富岡市のいちご「やよいひめ」の魅力を広めたいと考え、研究のテーマとした。本研究の目的は、富岡市のやよいひめの魅力を発信し、市の振興につなげることである。そのために、やよいひめを使ったメニューを提案し、PR活動を行う。これまでに、やよいひめを生産する農家へのヒアリングと収穫から出荷までの作業体験を行い、やよいひめの特徴や生産状況への理解を深めた。また、JAの集荷場や直売所への訪問とヒアリングからやよいひめの流通・販売状況を調査した。今後は、協力をお願いするカフェ等の事業者の選定とメニュー考案を進めていく。
川崎市のイメージを食で変えたい

地元である川崎市は工業都市の印象が強く、農業のイメージが薄いことから、地元農産物を通じて新たな魅力を発信したいと考えたことが研究動機である。本研究の目的は、川崎市の農産物や加工品の活用を通じて、市の魅力を再発見・発信することである。そのために農家への取材や直売所の調査を行い、地元食材を使ったレシピを考案する。さらに、地元のイベントに考案した商品を出品し、購入者の反応を調査する。これまでに「かわさきそだち」の農産物や名産品についての調査を進めてきた。今後は取材対象や使用食材を絞り込み、地元との連携を図りながらレシピ開発と商品提案を行う。