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マガキ…日本全土に分布。市場に流通するほとんどは これ。 |
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イタボガキ…房総半島以南の各地の浅瀬に住む。 身が大きく大味。 |
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スミノエガキ…温水性。殻がつるつる。 |
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イワガキ(ナツガキ)…青森県の陸奥湾以南の 外洋に分布。 夏が旬。20cmと大きい。 |
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日本では・・・ |
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江戸時代の書物「本朝食鑑」にも、その薬効が記されるほどスタミナ増強の健康食品として食された。1673年 (延宝元年)広島で小林五郎左右衛門がアサリの漁場を囲っていた竹に マガキが付着した事によりヒントを得て養殖を始めたと言われる。 |
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欧米では・・・ |
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古代ギリシアでは牡蠣を「オレストレオン」と呼び食用とした。養殖は ローマ時代イタリアのナポリ湾で始められたと言われている。ヨーロッパ人の牡蠣への情熱は日本人より深く、その歴史の深さは、多くの伝説を残した。 |
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利点 |
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・天候の影響をあまり受けないため、生産が安定している |
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・1年の半分は、放っておけばいいので 仕事をしなくてすむ |
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・収入が安定している |
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欠点 |
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・最近後継者が減ってきている |
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・手作業なので寒さは 過酷だ |
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・海の中なので盗まれることがある |
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グリコーゲン・タウリン・亜鉛・鉄分・ ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンE・ナイアシン・カロチン・たんぱく質・脂質・カルシウム・銅・リン・繊維・ ナトリウムコリンなど |
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欧米での牡蠣の養殖の歴史でイタリアがあげられ、イタリアンレストランで 牡蠣料理があるが、実際イタリアでは牡蠣を扱う店はあまりなかった。シーフードレストランなどで前菜として、生牡蠣やグラタンがあることが多かった。値段は、生牡蠣4個で、2000円位で高価だった。 |
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牡蠣をもっと堪能するための新しいスタイルでオープンしたオイスターバー。外国人の間でも人気が高いそうだ。内外の様々な産地の牡蠣を食べる事ができる。本場はニューヨークだ。 |
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カウンターの前面には10mにも及ぶアイスベッドが横たえられる |
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店内はカウンター、テーブル、ヒドウンルーム等4空間で 構成され、暗く落ち着いた雰囲気だ |
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年齢層は高め |
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牡蠣といえば、冬場の食べ物で、歳時記でも冬の季語。 Rがつかない月、MAY(5月)から、AUGUST(8月)までは食べられない事になっています。ところが、象潟の牡蠣は夏の季節が最高に美味しく、天然モノなのです。鳥海山からの伏流水が牡蠣の成熟を遅らせ、牡蠣の栄養にもなっているのでいい味なのです。 |
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一、牡蠣を生で食べられないという人が いる |
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一、牡蠣はシンプルな一品料理が多い |
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一、普通売っている牡蠣は加熱用の方が 洗いすぎていないので美味しい |
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牡蠣を加熱調理した ごはん物の料理を提案する |
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荒川好満・山崎妙子(1977)牡蠣ーその知識と調理の実際、柴田書店 |
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今井丈夫監修(1976)改訂版 浅海完全養殖、恒星社厚生閣 |
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国崎直道(1994)養魚家のための食卓栄養学講座(10)、養殖、5月号、(株)緑書房 |
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小金沢昭光(1964)普及シリーズ「かきの養殖」、宮城県 |
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酒井誠一(1977)宮城県における浅海養殖の歴史Uカキの養殖、フィッシュロード |
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26号、宮城県水産試験場 |
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大洋漁業広報室編(1984)お魚おもしろ雑学辞典(実用版)、(株)講談社 |
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農林水産省 漁業・養殖業生産統計年報 |
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宮城県水産林業部 宮城の水産概要、昭和26年度 |
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