では、調査内容を説明します。

1、幼児の食べ物の好き嫌いの実態調査
  * 「好きな食べ物」「嫌いな食べ物」の具体的な食材名。嫌いな食べ物の数。
  * 「嫌いだ」と考える行動、ここでは、
    「子どもが自分で口に入れない」
    「自分で口に入れるが飲み込まない」
    「自分で口にいれ飲み込むが少ししか食べない」
    の3つの段階に分けて調査しました。
 また、「嫌わずに食べる」と考えられる調理の状態は、
「普通に料理に入った状態で食べる」たとえばにんじんであれば、煮物やグラッセ、
「細かくした状態ならば食べる」 たとえば ピラフやサラダ
「すりおろすなど姿が見えなくなった状態であれば食べる」 たとえば ケーキやジュースなど の3段階で調査しました。

2、好き嫌いについて、保護者の意識
    *  嫌いなものを食べさせるための工夫について調査しました。

3、情報(肯定論・否定論)が保護者の意識に与える影響の把握
   ここでは、好き嫌いに対して「直さなくてよい」 という肯定意見、 「直すべきだ」 という否定意見が、
   それぞれ保護者の意識に、どう影響を与えているかを調査しました。