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「群馬県大泉町の20年 この地に住み続けて見つけた街」の発表を始めます。
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私は文化栄養学という学問の文化という側面に強い関心を持ちました。その文化を育む空間として、街を主題に実習を進めました。
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まず町は大地とそれをつくる自然や文化、それらとつながる人々とで成り立っています。これは一つの入れ物と考えることができ、その骨格においては全国どこをみても顕著な違いはありません。しかし、その要素一つ一つに近づくと、外観のみでは分からなかったそれぞれの街の特徴が見えてきます。
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近年では、隣の家に誰が住んでいたかと聞かれても分からないなど、集団を作る個人の意識は変化しています。同時に人々がつくる街の在り方も違ったものになりつつあるのではないでしょうか。あるいは例え特色があったとしても機能していないのか。いずれにせよ個人と特定の土地との絆は以前とは違ったものになってきているように思います。
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このような考えと、「町」と「街」という言葉を探るべく、大泉町を見ていきます。
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