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■人間動物学研究室の柴田です。これから「埼玉のイヌ ひととイヌはどうつきあってきたか」の発表を始めます。文化栄養学実習としてイヌを題材に取り上げた私は、人間の多様な文化、社会そして精神のありようにまで触れることができました。日本では年間四十万頭以上のイヌが処分されている一方、たった一頭のイヌのためにあらゆる手段が講じられることもあります。人にとってイヌとはなんなのか、どんな存在なのか。私の暮らすこの埼玉ではどうなのだろう。身近な存在だけに、考えてみれば知らないことが多かったからこそ、私はこの実習に取り組みました。
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