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[菓子工房プランタン]中学生がプランタンを職場訪問

事業部

[菓子工房プランタン]中学生がプランタンを職場訪問

中学2年生5名が職場訪問学習で、プランタンを職場訪問しました。お菓子が好きでお菓子づくりに興味のある生徒たちです。行徳シェフから焼き菓子づくりの流れの説明を受け、工房や売り場を見学した後、生徒たちの10の質問に答えました。

2024年11月28日(木)、豊島区立駒込中学校の2年生(男子3名・女子2名)が「職業や自己の将来に関する学習」としてプランタンを職場訪問しました。
職場訪問学習のねらいには、「社会で働く人から直接話を聞くことで、学ぶこと、働くことの意義を理解し、生徒が主体的に進路決定をする態度を育成する」ことや、「インタビューを通してコミュニケーション能力を高める」こと、「地域や事業所に対する理解を深め、地元への愛着や誇りを高める」などがあります。

➀お菓子作りで大変なことはなんですか?

材料や道具類など重たいものが多く、体に多くの負担がかかることです。

②なぜ製菓店で働こうと思ったんですか?

10歳ごろから、母親とお菓子作りをしていて、興味をもったからです。
そして、高校生の時、好きな人にプレゼントしたことで、人に喜んでいただける喜びをより知ったため、この職に就こうと思いました。

③製菓店で働くために中学生のうちからすべきことはありますか?

ネットや本などを見て、ケーキの種類や作り方、道具の使い方などを覚えておくといいと思います。

④製菓店で働く上でのやりがいはなんですか?

お客様に喜んでいただき、笑顔になっていただけること。
お誕生日会やパーティーなどでその場が楽しくなるお手伝いをさせていただけること。

⑤売れ残ってしまった商品はどのようにしていますか?

「なぜ、売れ残ったのか」その原因や改善のため、プランタンスタッフで試食しています。

⑥経験年数によって仕事内容は変わりますか?新人のうちはどのような仕事をするのでしょうか?

経験年数よりも、その人が出来る技術力によって、変わります。
多くの新人の方は技術が伴わないため、先輩のサポートや雑用をします。

⑦材料を選ぶ上で気をつけていることやこだわっていることはありますか?

なるべく旬のもの、国産のもの使うようにしています。例えば、モンブランは、西洋栗よりも糖度が低く、日本人に馴染みのある味のため、現在は愛媛県産の和栗を使用しています。愛媛県産のものを使用しているのは、以前卸業者の展示会にて和栗ペーストを探していた際にご紹介いただいた4種類のペーストのうちの1つで、プランタンのお客様にあったマイルドな生栗の風味で、年間を通して品質が安定しているからです。

⑧一日にどのくらいお菓子を作りますか?

1日に、生菓子を3~4種類、焼菓子を7~8種類、作ります。
お店で常時販売している種類は、生菓子が約15種類、焼菓子が約30種類です。

⑨お菓子の魅力は何だと思いますか?

人の心を笑顔にできることです。

⑩新しいお菓子はどのように考えていますか?

イベントやコンテストにはテーマがあり、参加する度に、新たなテーマに出会えます。季節感も大切に、食材や講習会などで学んだ技術などを使って、試行錯誤しながら、考えています。

生徒たちから感想を聞くことができました

お菓子作りの大変さがわかった
お菓子が喜びを与えることがわかり、目指してみたい
作り方の大変さを知り、これからは、感謝して食べたい
これまで作ったことがなかったが、作ってみたいと思った
初めて知る、初めて見る機械にふれる経験ができて、良かった