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「香川栄養専門学校栄養専門課程栄養士科
の募集停止」と「女子栄養大学短期大学部
定員増」について

学校法人香川栄養学園は、平成21年度から香川栄養専門学校栄養士科の募集を停止し、その入学定員を女子栄養大学短期大学部に統合することと致しました。

本学園はこれまで、香川栄養専門学校栄養士科と女子栄養大学短期大学部で2年制の栄養士養成を行って参りました。栄養士科は高校新卒と社会経験のある方々の実践的実力獲得、短期大学部は主に高校新卒の方々に栄養士の資格取得と短期大学士としての教養の涵養を教育目標としておりますが、近年、栄養士科に他大学・短大等を卒業し社会経験もある入学者が増え、キャリアを基礎に栄養士として社会の要請に即応する人材育成、つまり生涯学習への対応も求められています。その人数は栄養士科定員50名の約7割に当たる35名程度となり、一方短期大学部にも毎年5名程度の社会経験者や他大学等既卒者の方の入学が続いています。こうした推移と平成14年度の栄養士法改正以来の栄養士への社会の期待の変化を考慮すると、これまでのように「栄養士科」と「短期大学部」がそれぞれ独立した教育体勢を継続するより、統合して充実すべき時期が到来していると判断致しました。また、社会人入学が一般化する社会情勢に鑑みて、本学園でも高校新卒者と社会人経験者が学びの場で交流する機会が更に広がることは望ましく、学園独自の特色ある栄養士養成に一層の成果が期待されると考えました。

具体的には現在の栄養士科入学定員50名を短期大学部の100名と統合して1クラス40名の4クラス、合計入学定員を160名に致します。現在の50名から40名規模のクラスとし、3クラス120名は高校新卒者及び社会人を、1クラス40名はキャリアコースとして短大・大学既卒者を入学対象にします。前者は栄養士の基礎的専門職業教育と短期大学士としての教養を中心に、そして後者は入学前に積み重ねられたキャリアを基礎に実践的専門職業教育を軸にして160名全員が個性に応じて実力を養成できるよう計画しました。

栄養士科は1959年に香川栄養学校栄養士科として始まりましたが、そのルーツは学園草創期1937年創設の「栄養と料理学園」にまで遡ります。以来多数の人材を輩出し、社会的に高い評価を得てきました。短期大学部キャリアコースに移行後も栄養士科の輝かしい伝統を引き継いで、新しい社会のニーズに対応できる専門性の高い栄養士を養成して参ります。

現在の香川栄養専門学校栄養士科の在校生の皆さんの学ぶ環境や就職支援の体制などはこれまでと全く変わりなく、全員が無事卒業の日を迎え社会に巣立つよう、教職員一同が最大限の努力をして参ります。

学園ご出身の皆様、関係各位には、これまで同様のご支援とご協力をお願い申し上げます。とりわけ栄養士科卒業生の皆様には統合の趣旨を十分にご理解賜り、この新しい出発を祝福して下さるよう心よりお願い申し上げます。

学校法人香川栄養学園   理事長    香川達雄
香川栄養専門学校校長・女子栄養大学短期大学部学長    香川芳子

この件に関し、卒業生の方の証明書等に関するお問い合わせは
駒込教務学生部まで    TEL  03−3576−3244
新たに開設するキャリアコース(大学、短大卒業の方)に関するお問い合わせは
入試広報センターまで    TEL  049−282−7331

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広報部学園広報担当 Last updated: 08/09/30