脂質栄養の現状と問題点を踏まえた上で、日本人の望ましい脂質栄養について提案できる事を目指し研究を行っています。
n-6及びn-3系脂肪酸(アラキドン酸、EPA、DHA)はヒトのからだにとって食事から摂取しなければならない必須の脂肪酸です。基礎栄養学研究室では、食事中の脂肪酸がどのように体内に取り込まれ、反映され、機能するのか?これらのことを解明するため、さまざまな面から研究しています。例えば、卵を被験者の方に摂取してもらい、その結果、卵に含まれる脂肪酸(アラキドン酸、DHA)がどの程度体内に取り込まれるか、あるいは、ステアリドン酸(SDA)リッチ大豆油をえさとしてラットに投与し、SDAがどの程度EPAに変換されるか、等の研究を行っています。
母親と新生児を対象とする魚介類摂取のベネフィットについても、東北大学の先生方と一緒に研究しています。魚介類には子どもの成長・発達に必須とされるDHAやアラキドン酸が含まれています。私の担当は、妊婦さんの必須脂肪酸の体内量、及び母親から児への必須脂肪酸の移行について明らかにする事です。この研究は、子どもの成長・発達を将来に渡って追跡していきます。その中で、母親の魚介類摂取の重要性を明確にしたいと考えています。
今年度も、沖縄県の調査を実施しました。沖縄独特の食習慣を踏まえた上で、中学生を対象に食事調査を行ってまいりました。現在、その調査結果を解析しています。さらに、女子栄養大学の食事法である四群点数法をより使いやすい食事法に改善していくことを目的として、科学的裏づけを取りながら、食品群別摂取点数の検討、教材作成などを行っています。その研究成果を生活習慣病の予防に生かす事ができるよう目指して、研究を重ねています。
①n-6及びn-3系脂肪酸(アラキドン酸、EPA、DHA)に関する研究
②母親と新生児を対象とする魚介類摂取のベネフィットについての研究
③トランス脂肪酸摂取量に関する研究
④沖縄久米島の食習慣に関する研究
⑤四群点数法に関する研究
⑥食事診断型ダイエットウェブサイトの効果検証に関する研究
毎年学園祭では、「せっけん作り体験」を主催しています。
遊びに来てください。