●当研究室の主要なテーマは「ジェンダー/セクシュアリティと教育」である。
●近年の主な研究・活動内容は、
- 2006年度から、橋本が代表の「10代の性感染症急増下の日本における性教育の実態と課題に関する研究」(2006-2008年度、科研基盤B,)が、他大学の研究者も含めて始まり、当研究室の院生もこれに参加してきた。2006-2007年にかけて全国国公私立中学校の約半数にあたる5200校ほどに質問紙による性教育の実態調査を行い、さらに、協力を承諾した学校の生徒の知識調査、保護者の意識調査も合わせて行った。海外との比較研究を意図して、これまで、フィンランド、ドイツ、イギリス、オーストラリアの性教育関連施設と授業参観を行っている。このテーマは海外との比較研究も含めて継続中である。
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2009年度から、新たに橋本が代表の「子どものジェンダー平等意識形成と学校に関する総合的研究~戦後男女共学制の総括~」(2009-2011年度、科研基盤B)が始まり、当研究室の特別研究員と博士課程の院生も参加している。
今年度のフィンランド、イギリス調査を終え、目下、埼玉県立男子高校、女子高校、共学高校への生徒質問紙調査と参与観察調査の準備に取りかかっている。
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海外のジェンダー・フリー教育、性教育の教材紹介と教材開発
橋本紀子著『フィンランドのジェンダー・セクシュアリティと教育』明石書店、2006年
橋本、村瀬、朴木編『ジェンダー・フリーの絵本』全6巻、大月書店、2001年など
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ジェンダー/セクシュアリティと教育に関する歴史的研究
男女共学制、性教育に関する歴史的研究
●『教育学研究室紀要―〈教育とジェンダー〉研究―』の発行
1998年度の創刊以来、第7号まで発行している。
2009年末に第8号を発行予定。
●これまでの院生の論文タイトル一覧
・高校生の自己肯定感形成におけるジェンダー観の影響
・知的障害者福祉におけるグループホームの果たす役割
―親と世話人の認識を中心に―
・産科医療と助産の課題
―妊産婦主体の自然な出産をめざして―
・家族構成の変化と食生活
―中年層の生活分離意識を中心に―
・終末期ガン看護に携わる看護婦(士)の用いる「タッチ」に関する研究
・マラウイ共和国におけるHIV/AIDS感染予防に関する研究
―性意識・性行動調査からみた感染予防の可能性―
・高齢者の地域支援サービスの利用実態に関する研究
―鶴ヶ島市の事例を中心に―
・子どものジェンダー形成と教育
・尿失禁予防と改善に向けた助産師の役割
―助産師・医師・出産経験者の関係性に着目して―
・父親の育児とそれに対する支援の現状と課題
・親の養育態度と幼児の社会的行動の関係
―親の性役割態度に注目して―
・大学における女子学生の性の健康を支える取り組みの現状と課題
・学校における性教育と青少年の性行動との関連
・小児病棟における男性看護師の実態と課題に関する研究