平成27年度 第15回企画展示
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香川昇三・綾夫妻は共に医師として脚気治療の食事を研究した経験から、食生活の改善によって病気を予防できることを知り、人々に広く伝えるために本学園を創立しました。そして2年後の1935(昭和10)年には、学園に通うことができない全国津々浦々の人々にも医学や栄養学などの科学的な知見と、それを家庭の食生活で実践する方法を伝えようと、学園の講義録を『栄養と料理』として刊行を始めました。以来、月刊誌として刊行を続けて80年になります。綾は、昭和20年昇三没後も長い間発行人として先頭に立ち、自ら企画し、執筆し、調理し、実践栄養学の具体的手法を示し、食生活の改善に尽力しました。 今年度は、『栄養と料理』の誌面から見えてくる、健康に配慮したおいしい食事法普及の変遷を企画いたしました。 2015年3月
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