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栄養学専攻 博士後期課程
研究指導の概要(令和6年度分)

Ⅰ 栄養学(固有)領域

栄養生理学
上西  一弘 教授
①ミネラルを中心とした食事摂取基準の基礎的な検討。カルシウムについては安定同位体を用いた検討も行う。
②牛乳・乳製品と健康との関わりを疫学的研究、介入研究により検討する。
③貧血と疲労骨折を中心としたスポーツと栄養の関わりについて検討する。
④成長期のライフスタイルと身体状況について横断的ならびに縦断的に検討する。
給食経営・栄養管理学
石田  裕美 教授
①ライフステージに応じた食事管理を手法とした栄養管理に関する研究
②特定給食施設における栄養管理システムに関する研究
③特定給食施設における給食経営管理に関する研究
地域栄養学
武見  ゆかり 教授
①地域栄養活動・施策立案と評価に関する研究
②人間の食行動の決定要因と行動変容のための支援手法に関する研究
③食事の栄養バランスの質としての加工食品の利用に関する研究
④食環境整備に関する研究
以上の課題に関する理論構築と、実践の方法論の提示並びに栄養政策への提言を目指す。
基礎栄養学
川端  輝江 教授
①食事中脂肪酸の量・質及び遺伝子多型と生活習慣病(肥満・脂質異常・糖尿病等)、さらには、体内代謝との関連についての研究
②妊娠女性及び胎児・新生児・乳幼児の栄養(DHA、葉酸、ビタミンA、D、E、アミノ酸等)と児の成長・発達、エピジェネティクス変化等についての研究

Ⅱ 生体科学領域

生化学
加藤  久典 教授
①健康増進や疾患予防に効果がある食品成分の作用メカニズムを培養細胞や実験動物を用いて明らかにする。
②妊娠中の栄養や食品成分の摂取が子の疾患リスクに及ぼす影響を実験動物を用いて明らかにする。

Ⅲ 食文化科学領域

環境教育学
井元  りえ 教授
食生活と環境との関係について住居学、環境教育学の視座から研究する。テーマは以下に関連する内容から選ぶ。
①食空間のコーディネートなど食事環境に関する研究。
②食生活と環境問題との関係に関する理論的考察、およびその教育内容と方法の実践的なあり方についての研究。学校教育および社会教育において、ESD(持続可能な開発のための教育)の視点から、環境倫理、法制度、経済的しくみ、文化も含めた環境教育のあり方を探る。

Ⅳ 食物科学領域

食品栄養機能学
西村  敏英 教授
以下の研究テーマで博士論文を作成する。また、研究や文献抄読を通して、問題の発見能力と解決能力、プレゼンテーション能力、並びにコミュニケーション能力を養う。
①KOマウスを用いた食肉中のイミダゾールジペプチドの生理作用と作用機序の解明
②マイクロ波加熱によるスポンジケーキの香気に関する研究
③食品のおいしさの要因であるコクの形成並びに増強メカニズムの解明と「見える化」に関する研究
④ジビエ肉の保健機能並びに嗜好機能に関する食品栄養学的研究
調理機能学
小西  史子 教授
盛り付けの理論を用いた指導法の開発とその効果の検証

の担当教員は令和7年度の学生募集を行いません。

令和7年度に学生を募集する担当教員については学生募集要項(願書)にて必ず確認してください。